2024年4月13日土曜日

伊勢うどん

 一昨日、妻の弟夫婦が新規購入したキャンピングカーの試運転を兼ねてやって来た

ふたりは三春の滝桜見物と福島市の花見山見物が目的であったようだ

自慢のキャンピングカーを私に見せたかったようだが、当日の私は湯本SCCでのゴルフが計画されていたため会うことはできなかった

ふたりのみやげは「伊勢うどん」であった

妻が言うには、伊勢うどんは不味いと私は言って以前は食べなかったそうだ

しかし、私にその記憶はない

また現役中、伊勢市には何度も出張していたが、食べものに対し興味が薄い私は、この本場、伊勢市でも伊勢うどんは食べていなかったと思う

私が食べようと希望したので、本日の昼食に妻が伊勢うどんを作ってくれた

塩っぱそうな濃いたまり醤油の中にかなり太いうどんが埋まっている

何ともまったくコシのない千切れそうなうどんを箸ですくい上げて口へ運んだ

え!

うまい!

塩辛そうな濃い汁は見た目とは違い、甘めでまろやかで、ダシの風味も豊かであった

丼ぶり一杯を一気に平らげた

これは好きになった

以前、不味いと言っていたのも事実であれば、私の好みも変わったということになる

料理音痴の私も、若い頃にはうどんだけは打っていたので、「うどん=コシ」と頑固に思っていたのかもしれない

コシがないといったら共通になるのだが、九州・四国を車中泊で回った際、徳島のかずら橋で食べた「祖谷そば」は、今でも不味いと思う

ぶつぶつと切れてしまい、店の方に「茹ですぎ」では?と聞いたところ、祖谷そばはこれが特徴との返事が返ってきた

が、

これも関東育ちの私の偏見であろうか?

ではと、みやげにこの祖谷そばを買ってきて、友人達に食べてもらった

東北人も私と同じで、「これは蕎麦ではない!」との見解を述べた

やはり蕎麦はツルッと行かねば!

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