2019年4月3日水曜日

百害あって一利なし

銀座 菊水
私は愛煙家であった
タバコは美味しいと今でも思うし、その香りはとても魅力的であり、引き付けられる
想えば、今も鼻のあたりで香る!
多くの愛煙家がそうであるように、私も最初は紙巻きたばこからスタートした
外国煙草も含め、色々な紙巻きたばこを試して吸っていたが、最初はピース(両切り)から始まり、最後もピース(フィルター付き)で終わった
タバコは、紙巻きタバコに止まらず、パイプに嵌まったし、葉巻にも嵌まった
母が吸っていた、刻み煙草の「ききょう」も吸っていたことがある
専用の煙管用の煙草盆も持っている
掲載画像は、銀座の菊水を正面から撮った写真である
家内と付き合っていた若い頃と、定年前の5年間は銀座の本社に勤務していたので、近くにあったタバコ専門店の菊水にはよく通った
銀座にはスモークバーが多くあり、手持ちの葉巻がない時は、菊水に寄って葉巻を購入してからバーに向かったものだ
私の退職祝いに贈られたものは、葉巻の湿度管理をするためのヒュミドールであった
東京を離れ、福島に引っ越してからも、よいタバコを手に入れるため、探し出した郡山のタバコ専門店まで足を運んだ
しかし、愛煙家であった私は、3.11の震災を機にタバコを止めた
大きな衝撃的な出来事であった3.11は、このタバコも含め、他のことでも私の言動や考え方を変えた
愛煙家を止めた私は、愛煙家に厳しくなった
多くの愛煙家は、タバコの害に気づいた時には既に遅く、回復の見込みなしのところまで吸い続けている
私もやっていたのだろうが、くわえタバコ姿のなんと「かっこ悪い」ことか!
健康維持のためか、ウォーキングを日課としている方がいるが、その方の口には、常にタバコがくわえられている
その方とすれ違う度に、何のためのウォーキングかと頭をひねってしまう
遠く離れたところで、タバコに火をつけただけで、私は「くさい!」と分かる
ほとんどの愛煙家が、受動喫煙にも配慮しない
愛煙家は身勝手である
「金まで使って毒を買うことはない!」と、何年も友人の愛煙家を説得しているが、私の言うことを聞かない
武田良夫という方が書いた“「百害あって一利なし」のウソ”という本があるが、それは間違った考えであると私は断言できる
タバコは有害でる!
間違いない

タバコを止めた私はよくわかっていないが、今タバコ一箱は500円位はするのではないかと思う
私も一日一箱程度は吸っていたので、今でいえば、一月だと15,000円ほどはタバコに使うことになる
また、葉巻やパイプ煙草も購入していたので、一月平均で2万円程度はタバコに使うことになると思う
今、この費用は、健康増進のゴルフに回っている
通っているゴルフ場のワンラウンドは、食事も入れて3,700円だから、毎週行ってもお釣りが来る
勿論、ゴルフは心身の健康維持・増進に役立っているし、交友関係も広がった
タバコは止めて、健康増進に役立てた方が絶対にいい!
間違いない

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