年寄りのF310 |
だが、この地の冬を、私は、本当のところ理解していない
その実例である
福島へ通っている頃、ある冬、千葉からこの家に車で到着した時、家の脇から水が噴水のように噴出していた
ボイラーの安全弁が凍結により飛んで、水が勢いよく噴き出していた
また、これは移住後だが、これも真冬、家内と暖かな台湾で一週間を過ごしていた
帰国して、台所の蛇口から水が出ない
水道が凍っていた
水が凍っているだけでなく、シンクの下の鋳物のバルブが、水の凍結により破裂していた
幸いなことに(w)、この破裂したバルブも、私が気づいた時には、まだ凍っていた
これが解けていたら、バルブが割れているわけだから、台所のみならず、一階はどこもかしこも水浸しになっていただろう
外水道の散水ヘッドを、私は毎年凍らせ割ってしまっている
そして、今年もやってしまった
我が家の1万円で購入した大型のディーゼル耕運機、一年の365日の内、4月のある一日だけ、約1時間ほど我が家の畑の耕運作業に動かすだけである
なので、使い方としては、毎年、ラジエターにお湯を入れて、エンジンをかけ、動かしている
外に雨対策はしてあるものの、耕運機はほったらかしで置いてあるが、毎年、一発でこの耕運機のエンジンは動いてくれる
しかし、昨年は、ラジエーターからこのお湯を抜き忘れた
このお湯は水となり、その水は、冬に凍り、耕運機のラジエーターを割った
動かないとなると、この耕運機はただの重たい鉄くずである
畑から引きずり出すのも一人で苦労した
家内の兄が来た折、我が家の畑を見てもらった
この畑に、専業農家が使っていた耕運機は必要ないと言われた
管理機で十分であるとのことだ
管理機???、そのもが私は理解できないでいた
ホンダなどが作っている、小さい耕運機のようなもであることを理解した
ホームセンターなどにおいてある、あれだ!
その後、知識を拾い集め、管理機とは単なる耕運機ではないことも知ったし、ある程度の馬力も必要であることも知ったし、色々なアタッチメントも用意されていることも知り、便利な農機具であることも理解した
中古機もオークションで数多く出品されていた
驚いたことに、メルカリでも、結構な数が出品されていた
私もオークションに参加した
が、思った管理機は、思った価格で、なかなか落札に至らず、本日で半月が経過した
私が狙っている、中型の管理機は人気がある
特にホンダ機の人気は高く、入札価格も高くなる
かなりのポコタン機だが、本日、12,500円で3馬力のホンダのF310を落札した
かなり塗装も剥げ、錆びついた、発売年は1988年のロートル機である
私と同じで、歳はとってはいるが、元気に動くそうだ
信州で働いていたこの機械、今度は、福島で働いてもらう
このロートル管理機に付けるる畝タテの培土器も欲しいし、草刈りのスパイラルローターも欲しいのて、これもネットで探している
ホンダの信頼性は高く、仲間も多いので、アタッチメントの出品数も多い
安くて良い物の出品を期待している
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