2016年10月17日月曜日

最後の準備品

日本を発つまで、残り9日となった
最後の準備品として「ダイアモックス」を処方してもらい、20錠を入手してきた
ダイアモックス、本来の使い方としては緑内障の治療薬である
これが、高山病の予防薬としての効果がある
薬としては眼圧低下作用のほか、利尿効果がある
人によっては顔のひきつりが現れるらしいが、大きな副作用はないようである

薬価としては47円/錠であるが、自費入手では税抜きで86円/錠であった
パートナーの入手単価は100円/錠と聞いている
薬価は医師が決めてよいとの決まりになっているとのことだ(知らなかった!)

日本山岳会の医療委員会の報告書の中には「高度を上げる日の朝から服用を勧めている」とあるが、
8000メートル級の山の登頂者でもあり、高所登山の経験豊富な著名な医師から勧められたダイヤモックスの服用方法としては、高地に上がる前から早く服用をはじめ、高地に上がってしまった後は飲まなくてよいとのことであった(今回の同行パートナーはこの医師に会ってこの説明話しを聞いている)
副作用が出るか、出発前の日本で試しに飲んでみると良いとの指導もあったそうだ

国際山岳医の資格も有している高所登山についても経験豊富なこの医師の勧める服用方法を私も信用し、この方法で服用しようと考えている
(ただ、高地に入ったら服用しなくてよいというのが下の「ダイヤモックスの効能」から考えるとチョットわからない)

【ダイヤモックスの効能】
延髄(*-1)の呼吸中枢に刺激を送る二酸化炭素センサーに影響を及ぼし、呼吸を刺激し、酸素を取り入れやすくする(日本山岳会 医療委員会 医師の説明を要約)
*-1 延髄:生命を維持する上で極めて重要な中枢
中でも呼吸運動を自律的に調節する呼吸中枢は重要で、この部位に障害が生じると呼吸が停止する(コトバンクより)

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