2016年1月27日水曜日

診察、リハビリ通院

昨日は、術後2ヶ月目以降、初の診察日に当たり、通院した

2ヶ月が経っているので、車の運転も解禁となっていて、自分で車を運転して通院した

予定通り、診察の前にリハビリ治療となった
術後、入院中も含めると私は5人の療法士の世話になっている
退院後は1年半前から世話になっている作業療法士が主に私の治療にあたってくれていた

昨日は、私の担当作業療法士が別患者の治療にあたっていたため、別の療法士が私の治療にあたった

これが誠に不思議であるのだが、療法士によってリハビリ治療の内容も治療時間も全く違うのである
担当療法士とは違う療法士が私の治療にあたると、治療内容は軽くなり、治療時間は短くなる
「担当外の患者には無理はできない!」との思いが代った療法士には働いているのではないかと私は考えてきた

だが、昨日代った療法士は、私の肩や腕の状態をかなり詳しくチェックし、カルテもよく確認し、凝り固まっている私の筋肉や筋をかなりの時間をかけて揉んだり押したりした
今まで治療ヶ所にはなかった脇の裏側の筋も伸ばせるようにと治療にあたってくれた
結果、肩は最大155度まであったものが、165度まで回るようになった
常に続いていた腕の鈍痛も消えた(*-1)
この様に良い内容で長い時間をかけたリハビリ治療は初めてであった

この療法士の提案で自主リハビリ項目も二つ追加された
上腕二頭筋と三角筋の凝り固まっている筋を伸ばす目的のリハビリである
ひとつは、腕を開いて行き、同じ軌道で閉じて行く運動
もうひとつは、60度の位置と30度の位置で伸ばした腕を10秒間止めておく運動である
この追加された二項目は結構ゆるく辛い

その療法士は、治療後、私の肩や筋肉の具合と、治療内容、追加リハビリ項目を私の担当療法士に詳しく説明をしていた
この様に詳しく報告している療法士の姿は初めて目にするものであった

この療法士の説明で、私は考え違いをしていたことにも気づいた
リハビリは、回らなくなった肩を回すことを目的としていると私は考えていた
それはどうも違うようだ!
リハビリは凝り固まっている筋肉や筋を伸ばすことが目的で、結果、肩が回るようになるということのようだ
なので、肘をきちんと伸ばして運動することの大切さがよくわかった

琴奨菊には良いトレーナーがついたそうだ
体幹強化トレーニングの甲斐あってか、琴奨菊のパワーを引き出し、10年ぶりの日本人優勝にもつながったようだ
私も前述の療法士の良いリハビリ治療を受け続けたいが・・・・・

リハビリ治療後、担当医師の診察となった
「今日は、165度まで回った」と報告したところ
腕の上り具合や腕の位置を変えて力の入り具合をチェックした後、
「無理はしないように!」
「まだ、固くて回らない程度でちょうど良い位!」とのコメントであった
自力で165度まで回したわけではないのだが・・・・・

目指す方向は一致していても、立場の違いがあると私は感じた
療法士は、早く回せるように協力したいと考え、
医師は、危険性が高い再断裂をものすごく心配していた

どちらにしてもありがたいことである!


*-1:効果は一日だけで、鈍痛は再発した
    しかし、夜中に発症する腕の痛みは、肩関節の痛みもあるものの、筋肉の痛み、特に三角筋と上腕二頭
    筋が発する痛みではないかとも思えてきた

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