最初はベッドの中でもよくある「足の指がつった」のかと思ったがそうではないようだ
右足は痛くて床に着けない
とうとう来たかもしれない
痛風
切れた腱板を繋ぐ手術から2ヶ月
たったの2ヶ月で4kgも体重増加
これが原因かも知れないと考えている
とにかく痛いので、腱板断裂で処方されていた鎮痛剤(ロキソプロフェン錠60mg)を胃粘膜の保護剤(レパミピド錠100mg)を服用した
結果、痛みは緩和された
昨日、かかりつけ医に相談した
念のため、足の指のレントゲンも撮って確認したが異常は見られない
痛風の可能性が高いようである
本日、血液検査の結果を聞いた
*尿酸値は9.5mg/dl
*CRP(炎症の指標)は0.28mg/dl
炎症反応はないが、尿酸値は高い
9.5mg/dlの尿酸値は私にとっては急激な変化ではなく、15年以上この程度の値を続けている
私は、薬による対処ではなく、家内の協力もあって食事に気をつけて15年以上が経過している
(今回勉強してわかったことだが、私は15年以上、無症候性高尿酸血症であったらしい)
かかりつけ医ともしっかりと相談をして、今回、私は医師の勧めもある尿酸生産抑制薬(フェブリク錠10mg)を服用することにした
*まず、尿酸値が高いこと(基準値は男子で3.6~7.0mg/dl)
*腎機能のデータに少し問題があること(クレアチンが少し多く、eGFRが低い)
*尿酸値が高いと動脈硬化にも影響するとの見解もあるそうだ
尿酸生産抑制薬は腎機能の改善にも効果があるようなので、
痛風と思われる痛みをまず鎮痛薬で抑え、
痛みが治まった段階から尿酸生産抑制薬を服用することにした
大学病院とか大病院は以前から制度として実施している病院はあったが、今年からは本格的に紹介状がないと初診料はとても高い請求になるようだ
お金だけではなく、私は以前から信頼できる「かかりつけ医」は持っていた方が良いと考えている者である
私は、腱板断裂で週2回大病院に通っている訳だから、その通院のついでに、その大病院の専門医がいる泌尿器科で診てもらってもよい訳だ
が、
大病院では、かかりつけ医と同じように納得がいくまで医師と話し合うことはできなかっただろうと思われる
今回、かかりつけ医の説明は納得がいくものであった
この薬、下手をすると(?)一生飲み続けなければならないかもしれない
効果が見られなければ、用量を増やすようだ
体内で尿酸が生成されるプロセスを薬で邪魔をして、尿酸の生産を抑制する訳だから、有益な効能もあれば悪影響を及ぼす悪い効能もあるはずだ
いやだなぁ
でも、まあ~やってみよう
「持病=高尿酸血症」という名札をひとつぶら下げることになってしまったようだ
【くすり110番より】
製品名:フェブリク錠10mg(一般名:フェブキソスタット)
【働き】
血液中の尿酸値が高いことを「高尿酸血症」といいます。目安は血中尿酸値が7mg/dLを超える場合です。痛風関節炎は、そのような状態で起こります。関節にたまった尿酸が結晶となり悪さをするのが原因です。高尿酸血症は、痛風以外にも腎障害や尿路結石を引き起こします。
このお薬は尿酸降下薬です。尿酸の生合成をおさえ、体内や尿中の尿酸を減らします。したがって、尿酸産生過剰型の人や、尿路結石を合併している人に向きます。痛風関節炎や痛風結節のほか、まだ症状がない無症候性高尿酸血症(8~9mg/dL以上)にも適応します。
【薬理】
尿酸は体内で、核酸からプリン体、ヒポキサンチン、さらにキサンチンを経て生成されます。この過程のうち、ヒポキサンチンから尿酸への代謝に重要な役目をするのがキサンチンオキシダーゼ(XOR)という酵素(キサンチン酸化還元酵素)です。
このお薬は、そのキサンチンオキシダーゼの働きをじゃますることで尿酸をできにくくします。結果として血中や尿中の尿酸が減少するわけです。このような作用からキサンチンオキシダーゼ阻害薬、略してXOR阻害薬と呼ばれます。ここでは詳細な作用は省略しますが、アロプリノール(ザイロリック)とは異なるXOR阻害機序により強力な阻害作用を示します。
【臨床試験】
血中尿酸値9.0mg/dL以上の高尿酸血症の患者さん171人を対象に、プラセボ(似せ薬)と効果を比較する臨床試験がおこなわれています。その結果、服用開始後16週で尿酸値が6.0mg/dL以下に低下した人の割合は、この薬を飲んでいた人達で80%以上に達しました。一方、プラセボを飲んでいた人達は3%たらずでした。プラセボではほとんど効果がなかったのに対し、この薬の高い有効性が証明されたわけです。さらに、同効薬のアロプリノール(ザイロリック)を比較対照とする別の臨床試験においても、アロプリノールをしのぐ強い尿酸低下作用が示されています。
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