宇津峰カントリークラブ、磐梯コース、4番ショート、173ヤード、ピン手前にオンし、転がってホールに吸い込まれた
ティショットの感触は良く、ボールもピン方向に真っ直ぐに飛んで行った感じであったものの、ティグラウンドから見えるグリーン面は逆光で日陰のように暗く、私も同伴者も実はボールがホールに吸い込まれる瞬間は見えてなかったのである
ホールインワンは、先に居た方が入ったことを知らせてくれてわかったのである
自分の目で入った瞬間を目にすれば、飛び上がって喜ぶところだが、残念ながらそうにはならず、ショット後に使用クラブをキャディバックに仕舞っている最中に教えてもらって「そうだったの?!」と気付かされた次第である
ラウンド中にゴルフ保険の会社に電話で連絡を入れた
ホールインワンは適用になるが、ホールインワンの保険を確定するには、保険会社の書類に、グリーン近くでホールインワンを確認した作業員の方、ゴルフ場の方、そして同伴者1名のサインが必要であるとのことであった
また、保険金はすぐに出るのではなく、自己負担でまずは使い、その使った私の名前が記載された領収書に対して保険金は支払われるとのことであった
保険金の限度額を越えれば、越えた分は自己負担となり、限度内であれば、使用額のみが支払われるとのことであった
ホールインワンは、ラウンドし始めて最初のショートホールの4番で出たものだから、ハーフを終え、昼食中4人で冷やし中華を食べながら、一泊ゴルフでも企画しようかとか、宮崎のフェニックスカントリークラブまで行こうかなどと、途方も無いところまで話は広がり盛り上がった
今日のゴルフは無風快晴、湿度も30%台とカラッとした天気で、暑くはあったが、タオルで汗を拭うこともなく、最高のお天気で、ホールインワンもあって最高の気分であった
ゴルフ保険は怪我保険のつもりで入っているので、掛金は最低なものを選択したので、支払われるホールインワンの保険金も連動して最低額である
帰りの車の中で、「もっと高いのに入っておけば良かった」と言ったら、みんなから笑われた!
【追記】
一日時間が経過して考えると、「保険」はやはりズルいな!というと感じが出てきた
ゴルフ保険は、「ホールインワンの事実」に対して保険金が支払われのではなく、「ホールインワンの祝い」に対して支払われる仕組みとなっている
それも使って初めて支払われる仕組みで、まずは自腹を切らなければならない仕組みにもなっている
「おめでとうございます。○○万円出ますから(出しますから)、自由に使ってください」ではないのだ!
やっぱり、保険というのは出すときにはシブる仕組みになっているような気がする
私はゴルフの他に週イチのテニスも長いこと楽しんでいる
もう6年ほど前になるが、テニスのミニゲーム中にストレートサーブを打った瞬間に肩に違和感を感じ、その場でミニゲームは中止となった
右腕を体の後方に引けなくなっていた
整形外科の診断を受けた結果、右肩の腱板の3本が断裂していた
入院し接合手術を受けた
テニスに対するスポーツ保険にも入っていた
当然、保険会社に保険金を請求した
保険会社の最初の回答は信じられないものであった
保険金は出ないという
理由は「高齢だから」だそうだ
エッ!ではなぜ、この高齢の私が保険に加入できたのか?だめなら最初から入れないとすべきではなかったのかと食い下がった
私の当然過ぎる主張は認められ、治療費の実費に対する保険金は支払われることになった
保険というものは、多分、すべてこんな考えにあるのだと思う
保険屋に「一人は万人のために、万人は一人のために」の精神は無い!
75歳になった今も私は、テニスのスポーツ保険に加入できている
「加入は易く、支払いは難し」が保険の精神である
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