2020年2月26日水曜日

思い出される12歳の少女

今日、NHKが報じていた
環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんとノーベル平和賞受賞者のマララ・ユスフザイさんとが一緒に写った写真がツイッター上で公開されたと報道された
グレタさんは、「私のお手本に会えた」とのコメントを残したとのことである
昨年の9月23日に行われた国連の地球温暖化サミットで、16歳のグレタさんの「怒りのスピーチ」が、世界の若者たちを動かしたことはよく知られている
私は、昨年のクレタさんのスビートを聞いた時にも、そして本日のツイッター報道を聞いた時も、思い出される12歳の少女がいる
それは、セヴァン・カリス-スズキさんである
いま40歳となる彼女は、9歳の時、ECOという環境学習グループを立ち上げ、12歳となった1992年には、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた地球温暖化サミットに私費で赴き、努力の働きの結果、サミット最終日に子供代表としてスピーチするチャンスを得た
彼女のスピーチは、「リオの伝説のスピーチ*-1」とも「世界を5分間沈黙させた少女」ともいわれる感動のスピーチである
またこれは、グレタさんと同じく、怒りのスピーチである
12歳の彼女は怒っています
どうやって直すのかわからないものを、壊し続けるのは止めてくださいと、
自分は子供だけど、みんなが世界の大家族の一員であり、一つの目標に向け、心を一つにして行動しなければならないことを知っている
何故、あなたたちは私たちにするなということをやっているのですかと
少女は、大人たちに怒っています
1992年といえば、私は45歳で、環境管理の仕事に就いた時期で、このセヴァン・スズキさんのスピーチに驚き、感動した
社内の環境グループ内では、かなり話題となり、彼女を知らない者はいなかった
1992年から地球環境はどれほど良くなったのだろうか?
【出典】
左の写真は、NHK NEWS WEBより
中央の写真は、NHK エコチャンネル(12歳のセヴァン・スズキさん)
右の写真は、ウィキペディアより(40歳のセヴァン・カリス-スズキさん)
*-1 リオの伝説のスピーチは、ナマケモノ倶楽部に原文も和約も掲載有り

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