2020年2月16日日曜日

車中生活

NHKスペシャル「車中の人々 駐車場の片隅で」から
私は、三年間、春に車中泊にて、ひとりで長期の旅行をした
実に楽しかった
日本の北の端から南の端(沖縄を除く)、東の端から西の果てまで、愛車のスバルサンバーバンで日本全国を回った
高速道路は使わない、外食は極力避けるなどの経費節減で回っても、ガソリン代を含め平均し、一日当たり5,000円はかかる
今も、時々「車中泊病」が顔を出す
そのころから、ひょっとすると!と思っていた
昨日、NHKスペシャル「車中の人々 駐車場の片隅で」を観た
当時から、私が思っていたことは当たっていた
道の駅で、車の中で生活している人がいた
ただ、生活期間も、生活内容も、理由も、年齢の幅も、人数も、私が感じていた以上であった
NHKが全国の道の駅、1160件をすべて調査したところ、335ヶ所、29パーセントの道の駅に車中泊生活者とみられる方がいるとのことだ
心が痛む
食べるものがなく、ガリガリに痩せた人
子ずれで生活する女性(NPO法人の方が探したが見つからず)
軽バンの中で暮らす夫婦
目立ち始めたからと、1年間暮らした道の駅から移動した人もいる
老人ばかりではない
若い方も、働き盛りの方もいた
道の駅で亡くなった方も、警察の調べでは12人になるそうだ
貧富の差は確実に広がり、弱者を生み出し続けている
車中泊で旅行できる者は幸せ者で、同じ道の駅で寝ていても、明日の生活もないような方がいる事実
何が悪いのか・・・
お手盛り宴会を開いている場合ではない

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