2024年2月8日木曜日

怒りは続いている

 多くの方は 13年前のことを忘れているのだろう

私達も被災者であることは最初から無視されて来た

今も我が家のリビングルーム内で動き続けている線量計は0.07μSvの放射線量を示している

岩手の安比へ逃げて過ごした4ヶ月を除いて、13年間、私も妻も愛猫smokyもこの中で生活をしている

13年かけて0.07μSvまで下がった

私も妻も癌になった

また届いた福島医大からの調査郵便物は薪ストーブへ投げ入れた

私はモルモットではない

そんな中、またあってはならないことが福一原発で昨日7日の朝に起こった

報道によれば、220億ベクレルにも達する放射線物質を含む汚染水が5.5トンも外に漏れ出たとある

バルブは閉まっていると思ったそうだ

福一原発の今は燃料デブリが注目されているが、福一原発には今も大量の核燃料が保管されている

1号機から6号機には燃料デブリも含めると14,633本もの燃料が残されている (2023年12月現在)

燃料デブリはその内の一割でしかなく、他の燃料棒(使用済および新燃料)は燃料プールや保管庫にある

こいつがまた今回のようなヒューマンエラーなどで悪さをしたら大変なことになる

地震が来ると、福一の燃料プールは「大丈夫か」と気になる

そんなことは、電気を使うだけの「東京の人」は思いもしないだろうし、考えもしないだろう

13年経っても私達は怒っているし、心配もしている

くちチャックで高額な金を受取り続け、税金や医療保険、高速料金の免除、医療費無料の恩恵を受け続けて、私のすぐ近くで生活している人を見ると、私も普通の人間なので、腹が立ったり頭にきたりする

30km圏外在住者である

市長の権限で国の基準外の一部地域を被災対処としたことに大きな問題が生じる結果となっている

それを機に態度が変わった奴もいれば、不正受給を続けている奴もいる

ここぞとばかり無料をいいことに、高速道路を使って遊びに行く奴、仕事に使う奴、健康検査を受けまくる奴もいる

被災地から移住先を相談しに来ていた若いカップルが、ビカビカのレクサスを運転して帰っていくのも見た

買ったバックホーをどうやって東電に請求しようかと話し合っているあきれた奴もいる

こんな奴らは顔も見たくない

身内から、私達も原発保障を受けて、高額なお金を得ている成金と今まで思われていたことに驚かされもした

これはとても辛く悲しいことであったが、同時に腹立たしくなった

少なくとも、私から復興特別所得税は取らないでほしい

私も、東日本大震災の、福一原発事故災害の被災者のひとりなんだから!

原発事故災害は私に悪いことも良いことも教えてくれた

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