2月4日 朝日新聞より |
私の弟は、吐血と下血の症状から病院での診察の結果、2019年5月7日に胃がんと診断された
同年6月12日の胃がん摘出手術から3年の闘病生活を経て2022年6月24日に死亡した
今にして思えば悔やまれことがいくつもある
◇定期検査の軽視
◇病院の選択
◇手術法、摘出判断
◇抗ガン治療の早期の諦め
◇ゲノム解析からの適合投薬の拒否
◇積極的治療の拒否
◇延命の拒否
これらは、前述の通り「今にして思えば」であり、当時は意見の違いはあったものの本人としては最適な道を選んでいたとは思う
本日がWorld Cancer Dayということがあってか、本日の朝日新聞の一面には、「遺伝子検査 たどりついた治療薬」と題する記事が掲載された
その記事の中にもある通り、私の弟も遺伝子変異の検査を受け、その結果、適合する薬があるにもかかわらず、弟はその抗がん薬を使うことを拒否した
拒否というより、「ここに来て何を今さら」と言った感じでその投薬治療をバカにしていた
私は、適合薬があるのだから使ってみたらとは言ったが、強く求めるようなことはしなかった
今日の朝日新聞の記事の中にもあるが、この遺伝子パネル検査は、もうやることが無くなった患者に対して行われる
それでは遅く、もっともっと早い段階で行うべき検査である
弟の場合もそうで、胃がんが腹膜播種まで進行し、健和ケアーに入る直前になって初めてこの遺伝子パネル検査が行われたのである
弟が、今さらと考えたのも当然なのかもしれない
思った以上に弟の死は辛い
一日たりとも弟を思わない日はない
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