昨日元旦の能登地方の大地震に続く大事故となった
新年早々、安全祈願を最も祈るこの時期に、2日連続で大震災と大事故とが続き、驚くばかりである
炎上している大きな航空機のこの映像を見た私は最悪の事態を想定した
だがその後、新千歳空港を出発した日本航空516便の乗客の367人と乗員の12名の計379人は、その全員が脱出したと報じられた
また、この炎上中のJAL機から脱出している乗客の映像がネット上にもテレビの映像にも流れた
この脱出は、フェイク情報ではないか?と疑うほど信じられない驚きの知らせと映像であった
映像から見て取れるが、JAL機は前輪が折れているのか、頭を下げた状態で止まっている
その関係もあって、後方の脱出シートに比べ前方の脱出シートは傾斜は緩くなっている
こんな事故は見たことも聞いたこともないが、乗客乗員が全員脱出したなんてことも驚きを持って聞いたし見た
飛行機が衝突し発火し機内に煙が充満してきた中、赤ちゃんを抱えた方も含め、乗客はパニックに陥ることもなく、助け合って整然と素早く脱出したものと思われる
脱出したその後のJAL機の燃え方から見れば、脱出が少しでも遅れれば、大惨事となったまさに危機一髪の脱出行動であっと思われる
乗客のインタビーを聞くと、死ぬかと思ったということだから、乗客の冷静な行動にはさらに驚かされた
この乗客達の行動は素晴らしいが、やるべことを理解し、素早い危機対応を取り、367人もの多くの乗客を安全に誘導し脱出させた、わずか12名の乗員の働きも素晴らしかったと思われる
TVの解説者の話しによれば、乗員は乗客全員を90秒で脱出させる訓練を受けているそうだ
「飛行機に乗るなら、JALに限るな!」と本気で思った
報道によれば、JAL機と接触した海上保安庁の航空機は能登地震の支援物質を積んで新潟空港基地へ向かう予定であったそうだ
事故になった海上保安庁の航空機の乗員6人の内、5人は死亡、1人は重傷と残念な発表があった
この大事故にあって、JAL機の全員脱出は誇れることだと思うが、滑走路上で飛行機どうしがぶつかって炎上するなんて事故は稀なことであると思う
天候の問題はなかったとのことである
何があったのか?、何が違ったのか?
徹底した事故解析と責任の所在を明らかにし、再発防止を図る必要がある
この事故は、脱出も含め、教訓として活かさなければならない
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