2019年2月25日月曜日

二次燃焼(薪ストーブ)

バッフルプレートからの炎
左の写真は、今夜寝る前の時点での薪ストーブの燃焼状態である
燃焼状態にある薪の上に、新たな太薪を3本追加してある
下からのエアー供給バルブは完全に閉じ、耐熱ガラスの曇り止めの機能も併せ持つ前面の開閉扉の上のエアー供給バルブは、左右とも一回転半ほど開けてある
一次燃焼室内上部の二重構造になったバッフルプレートから吹き出すようなエアーは、ストーブ底奥の開閉口からストーブ背面の経路を通り供給される
このストーブ底奥の開閉口は引いて全開にしてある
現時点では、このバッフルプレートから供給されたエアーによって、ガス化された煙はゆらゆらとした炎の燃焼状態にある
ここから、1時間ほど経過すれば、炎も立たない状態となる
この様にコントロールしたエアーの供給状態で、薪ストーブは6時間後の朝を迎える
朝一番で、昨夜の薪が熾火となった中に新たに薪をくべ、下からのエアー供給量を最大にし、薪ストーブを最大燃焼状態に持って行く
炎が落ち着き、薪ストーブの温度も上がってきたら、各所のエアーをそれなりに適宜調整し、炎の状態も見ながら、薪ストーブ本体の温度を200℃程度に維持させている
日中に外出する時も、夜間と同じ様な状態を作り出す
薪ストーブを使う7ヶ月の内、前後1ヶ月を除く中5ヶ月間は、24時間、薪ストーブの火は落とさない
冬の間、年末ごろに一度、ストーブ仕舞いに一度行う煙突掃除の日以外は、毎日この作業を繰り返している
この一点からみても、薪ストーブは面倒で手間のかかる暖房器具である
しかし、この暖房方式を止める気は、我が家にはない
薪ストーブは、静かで包み込まれるような暖かさを生み出す
夜間、我が家で一番暖かな薪ストーブのこの部屋で、愛犬Matthewと愛猫smokyが静かに寝ている

面倒で手間がかかるといえば、田舎暮らしそのものが面倒で手間のかかる生活である
金を使えば簡単に手に入るものを手間ひまかけて作り出し、金を使っても手に入らないものも手間ひまかけて作り出している
この面倒で手間のかかる田舎暮らしは、相当な金を使って手に入れ、相当な金を使って維持している
友人には、「田舎暮らしとは、面倒な生活を、金を出して買ったようなものだ!」と私は説明している
この説明に友人は納得した
田舎暮らしは、知恵も体力も使う生活で、(誤解を受けそうだが)金も使う生活である

あ、それと
「歳を取ったら都会暮らし!」という意見の方がいる
これも大正解だと思う
都会は暮らしやすい
クルマもほとんど必要ないし
言えることは、田舎暮らしもそうだが、都会暮らしも言い方は変かもしれないが、「覚悟して」暮らすということだと思う
「信念を持って(田舎で、都会で)暮らす」といってもいいかもしれない

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