2018年8月26日日曜日

マメコバチ

何の気なしにつけていたテレビ
NHKが津軽平野を映し出していた(さわやか自然百景)
美しい!
住んでみたいくらいに美しい
津軽富士(岩木山)を背景に津軽平野のりんご畑が広がっている
ここでりんごの受粉を手伝っているのが、「マメコバチ」!
マメ・コバチかと思ったら、マメコ・バチであった
マメコは、豆粉、すなわちきな粉だ
マメコバチが集めた花粉玉がきな粉玉の様なことからマメコと言うらしい
昔、子供達はこのマメコを食べていたそうだ
昔、茅葺き屋根は多かった
マメコバチは、この茅の筒の中に花粉を集め、この花粉の中に卵を産みつけ、孵った子の食料にした
今は、茅葺き屋根はとても少ない
代わりにリンゴ農家は、りんご箱の中に萱を詰めて、マメコバチの巣となる場所を提供している
マメコバチの親は、一匹の子に適量の花粉を与え、土で蓋をし、次にまた適量の花粉を集め、卵を産みつけ土の蓋をしていく
茅の筒の中は、連続子供部屋になっている
卵から羽化しても子供蜂はこの茅筒の中で11ヶ月を過ごす
花粉を集め、りんご畑の中を飛び回っているのは、わずか1ヶ月である
花粉を集め、巣を作り、交尾し、命を繋ぐ期間は、りんごの花咲く一ヶ月に集約されている
マメコバチの一生は、飛び回っている一ヶ月もそうだが、一生は茅筒の中といってもよいだろう
セミの一生は、更にすさまじい!
一生の内、飛び回り、鳴き叫んでいる期間は、わずか一ヶ月、後の3年から17年間は土の中らしい(アブラゼミは6年といわれているようだ)
一生の内のほんのわずかな期間、命をつなぐために地表に現れる
人間も元気な内は、子を産み、一生懸命に子を育てなければならない
今、そう思っても遅いが・・・・

マメコバチを調べて見ると、色々とおもしろいことが載っている
※使用した写真は、NHKテレビの放送画面から写したもの

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