「力こぶ」の腱を切ってしまった右腕は、腱板断裂接合手術後に使っていた腕の固定専用装具を引き出してきて、これを使い腕を固定して過ごしている
しかし、寝るときにはこの装具は大変に邪魔になっていて、寝返りも打てない
痛みの発生は多少覚悟して、装具は外してしまい、一昨夜も昨夜も腱を切ってしまった右腕は何も固定することなくそのままで寝た
夜中に幾度か痛みを覚えて目は覚めたが、意外とよく眠れた
変な話し、慣れたもんで、気が付くと痛めた右腕は両ひざで挟んで寝ていた
寝ていても、こうしていれば痛くないと体が覚えているようだ
変な話し、慣れたもんで、気が付くと痛めた右腕は両ひざで挟んで寝ていた
寝ていても、こうしていれば痛くないと体が覚えているようだ
日中は右腕に前述の装具を付けて過ごした
右腕は、肘を曲げても、腕を伸ばした状態でも腕に少しでも力を加えると「力こぶ」の部分にズキンと鋭い痛みが走る
右腕は完璧に使えなくなった
箸も持てない
ご飯はおにぎりにしてもらったり、サンドウィッチにしてもらったりして食べている
ミカンもむいてもらっている
おしんこは家内の配慮でスプーンですくえるようにと細かく刻まれて食卓に上る
今日はひな祭り
毎年のことだが、家内がちらし寿司を作ってくれた
味は変わらずにおいしく、見た目も鮮やかに仕上がっていたいが、左手一本、スプーンですくって春を近づける「ちらし寿司」をいただいたのは初めてだと思う
右腕が完全に使えないので、薪ストーブの薪は取りに行けない
灯油ストーブの灯油タンクに灯油が切れても補充もできない
風呂に入るのは厄介になりそうで入る気になれないれない
トイレではパンツを上げるのにも苦労をしている
本日の歩数は、802歩で終わった!
家内の歩数はこれにもう一つゼロが加わっていた
家内の歩数はこれにもう一つゼロが加わっていた
腱を切ったその夜、寝つけないのでベッドの中で色々なことを振り返って考えていた
長頭腱の炎症箇所に注射を打つ際に使ったエコー検査機は診察室内にそのまま置いてあった
エコーがあったのに、切れた時、切れたところを何故、画像で確認しなかったのかとか
エコーがあったのに、切れた時、切れたところを何故、画像で確認しなかったのかとか
医師の驚いた顔から改めて思い返してみると、上腕二頭筋腱を切った時に発した断裂音は彼としても初めて聞いたのではないかと思えるのである
切れた瞬間、彼は驚いた顔を私に向けて、「音がしましたね!」と言った
整形外科医として上腕二頭筋腱断裂患者は数多く診てきているだろう
しかし、目の前で切れた瞬間を見た・聴いたというのは、医師としても初めてのことではなかったかと思えるのである
その時は、私も、彼も、そばにいた看護士も相当に慌てていたように思える
切れた瞬間から診察室を出るまでの間、私という患者は痛みを発している右腕の「力コブ」のところを左手で強く抑えたままでいるのだから、その箇所を何かで強く巻いておくとかの処置ぐらいはできたのではないかと思えてくるのである
家内はその時どうしていたかというと、私に注射が打たれるのが怖くて、治療室から出ていたので、切れた瞬間は見ていない
治療室の外では、普段は患者の声も医師の声も聞こえないのだが、診察室から漏れてくる声が急に大きく騒がしくなったのでなんだろうと思ったそうだ(w)
指は動かせるが、右腕を左手の介助なしで動かすと「力こぶ」にズキンとした痛みが走るので生活する上でもかなり苦労している
しかし、3ヶ月半もの長きにわたり、24時間止めどなく痛み続け、私を悩まし続けてきた右肩の鈍痛は消えてしまったようだ
昨日は日に5回服用していた痛み止めは一度も使用していないし、痛みを紛らわすアイシングも全く行っていない
貼りまくっていた湿布薬もまったく必要ない
貼りまくっていた湿布薬もまったく必要ない
痛みの箇所が切れて飛んで行ってしまい、
痛みを発していた箇所そのものが存在しなくなってしまったようだ
痛みを発していた箇所そのものが存在しなくなってしまったようだ
「痛いの、いたいの飛んで行け~」状態となった(w)
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