40年前、家内と二人でネパール、ジョムソン街道を24日間、トレッキングの旅を楽しんだ
その時は若く(w)、ノーポーター・ノーガイドで家内も私もそれぞれが20kg程のザックを背負い、民泊、ロッジ泊、ゲストハウス利用の楽しい旅であった
その時の旅は、前述のとおり、ジョムソン街道を歩いたわけだが、私たちは、最初からジョムソン街道を歩くつもりでネパールに入ったわけではない
ネパールへは、エベレストを見に行くつもりで入国したのだ
カラパタールに登りエベレストをまじかに見て、ベースキャンプにも立ち寄る計画であった
しかし、カトマンズからエベレスト街道の入り口にあたる「ルクラ」までの飛行機のチケットがいつまで待っても取れなかった
時は年末、日本人のツアー隊がルクラまでのすべてのチケットをかっさらっていく
我々、二人分のチケットはまわってこなかった
私たちはこのまま、いつまでもカトマンズに足止めを食らっているわけにはいかず、ゲストハウスのオーナーの勧めもあって、陸路でポカラへと進み、ジョムソン街道を歩き、アンナップルナ、ダウラギリイ、ニルギリなどの雄峰を見て歩いた
これはこれで、やじきた道中ではあったが、忘れることができない楽しい旅であった
成田~バンコク~カトマンズの航空チケットは出発の前日に届いた
そのチケットの手配を頼んだ旅行社は「ヒデ・インターナショナル」といった
今のHISである
2週間ほど前であったと思うが、TVでエベレスト街道、エベレストビューホテルが紹介されていた
これを観て、
私の心に「ポット!」火がついた
40年前の思いが
リビングルームの書棚に40年前の「ヒマラヤ・トレッキング」ガイドがあった
引き出してみた
ページを開いていくと、ピン札のネパールルビー紙幣が3枚出てきた
これを使いに行ってこようかという気になっている
40年前の私とは違う
幸せなことに、70に手が届こうかという年齢になっている
シェルパは12ドル/日、ポーターは8ドル/日で雇えるらしい
10年若かったら、ツアーには参加しない
私としては、ツアーのレールに乗るのは嫌なのだが、ここは少し金を使っても、体力の維持、安全・安心を買っても良いのではないかという思いに変わってきている
行くとすれば、ベストシーズンである11月だ
家内は微妙だそうだ(参加は)←行きたいと思っているはずだが、血圧を気にしているんだと思う
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