2016年3月13日日曜日

薪の炎

地元の人は薪で炊いた風呂の湯は「やわらかい」という

新築時においても薪風呂を用意する方も多いようだ

ある人は、杉薪で炊いた湯は更に「やわらかい湯」になると言う

このところ、我が家の薪ストーブには杉薪を使っている
3年前、薪の調達に苦労した時期の薪材である
工事現場で邪魔になり、伐木した杉丸太をいただき、我が家で薪として加工したものだ

この杉の薪を焚いて気づいたことがある
杉はパラパラと燃えてしまうという印象があるが、
そうでもない
確かに、ナラの薪材のように力強い炎を発することはないが、ナラ材にはない特徴がある

まず、燃えて炭化状態になった、要するに炭だが、
カラカラの筋張った軽い炭状態になるが、細々と軽いかたまりの火を残す

薪として燃えている時だが、ゆらゆらと炎そのものがやわらかい

この薪火そのものの、炭化したかたまりの火そのものがやわらかいので、湯がやわらかくなるのではないかと思われた

炎や燃え方は、木の種類によって違いがある
香りも違って、カエデは臭い、桜は良い香りがする

前述のとおり、3年前、薪の調達に苦労した時期に手に入れた「白樺の木」は火点きも良く、火力もある
割った時、桃の香りがした

この白樺の木、筋が良く、肌が白く、美しい
北海道では建材として流通しているようだ

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