画像判断では癌であることが確実視されていたが、生検19本の針からは癌細胞は検出されなかった
覚悟をしての生検であったが、検査医から検査直後に「癌はない」と言われた時には、声を上げて叫びたくなった
癌ではなかったが、私の前立腺はかなり肥大(60ml)しており、定期検査は続けることになった
続けてきた2ヶ月に一度、3ヶ月に一度と減じてきた定期検査は、前回から4ヶ月に一度の検査となっていた
今日はその定期検査日にあたり、通院となった
検査も診察も午後となっているため、駐車場には空きがあり、午前中の診察では苦労する駐車場を探す大変さは避けられた
今回の検査でも問題はなく、次の定期検査も同じ4ヶ月に一度の12月となった
定期検査はいつまで続くのかわからないが、このまま問題なく過ぎて行ってもらいたいが、前立腺の肥大が続けばQOL(生活の質)は悪化し、近いうちに薬(α1遮断薬)に頼らざるをえなくなるかもしれない
車を出る時には私もマスクを着用して病院に入った
病院内でマスクをつけていない人は一人もいなかった
うっかりして、家を出る時にマスクを忘れて来たのだが、マスクは車の中に常備してあったので助かった
普段の生活では、最近マスクをつけることがなくなったが、通院ではまだマスクは欠かせないようだ
p.s.
診察を終え、私は受付で会計に出す書類が仕上がるのを待っていた
私が座った席の前には、私の前に診察を終えた夫婦と思われるカップルが並んで座っていた
その男性の方に看護師が近づき何かの書類を手渡した
渡された男性は、その書類を開いた
それは、MRIの前立腺診断画像であった
私は覗いた訳ではないが、目の前に背中を向けて座っているその方が開いた前立腺診断画像が私の目にも届いてきてしまった
私からみても、癌と認識される (ハッキリと) 白く抜けた点が前立腺の外線の周りに10個近くあった
すごい数である
私も2年近く前に、これと同じ前立腺癌の診断画像を担当医から見せられた私の前立腺の診断画像にも癌と認識される (ボャっと) 白く抜けた点が1つあった
担当医はこの白く抜けた点を指し、癌である可能性はとても高いと私に説明をした
看護師はその男性の方と話しを続けた
二人は「PET検査」の予約などの件を話し合っていた
これも私は聞こうとしていた訳ではないが、私の眼の前で話しているので、自然と私の耳にも入ってくる
こういうことは、個室内で渡すべきだし、話すべきではないかと思った(※)
だが、その方には申し訳ないが、私とその方との診断画像の違いに、私は「ホッと胸をなでおろす」気持ちになったのも事実である
※:私の時にも説明を受けた前立腺癌の診断画像のコピーは渡されたし、生検予約の話もしたが、それらはすべて診察室内で行われた
今回は、標準外のイレギュラーな対応であったのかもしれない
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