痛みの程度は少しは良くなっているように思うが、膝の痛みは消えてない
歩くのも困難だし、足をのばしたままでソファーで横になっていると膝を曲げるのが困難になるし、椅子から立ち上がるのも苦労している
夜寝ていても、痛みで何度か目がさめる
これほど長くなるとは思っていなかった
少しインターネットで調べてみた
症状から見て「変形性膝関節症」と言ってよいだろう原因は、関節軟骨損傷だと思われる
関節軟骨損傷の原因のひとつは加齢であるが、これほど急激に痛みが出たのは、無理な膝の使い方にあったと思う
10日ほどかけて、私道アプローチの舗装路の割れや欠如個所の補修を行った
コンクリートミキサーを出して使えばよかったのだが、コンクリートミキサーの使用後の毎日の掃除が面倒で、コンクリート練りは舟を使った
20杯くらいは練っただろう
思えば、コンクリートの練り作業ではスコップは右から左に動かすので、左膝には左方向、すなわち外側に多くの負荷を幾度も繰り返しかけることになる
一杯練るのに100回負荷をかけたと仮定すると、×20杯で、左膝へは外側に向けて2000回の負荷を繰り返しかけ続けたことになる
こんなことでへばる体ではなかったのだが、+加齢という要因が加わった
加齢を甘く見ているということだろう
調べてわかってきたことだが、
関節内は粘調性の淡い黄色み透明の関節液で満たされている
この関節液は、関節の動きを円滑にする役割とともに、関節軟骨の栄養源にもなっている
通常、関節液の量は(驚きの)1ccだそうだ
私は初診で17cc、2回めの診察で15ccも関節液を抜いている
注射器内に抜かれた液は、確かに淡い黄色みの透明の液体であった
この様に水が大量に溜まってしまうと、「関節原生筋抑制」と呼ばれる反応(筋肉を動かす神経が抑制される)が起き、大腿四頭筋の筋力の低下が生じる
確かに私の左太ももの筋肉が張っているような感じが強くある(使ってもいない筋肉が張るなんて不思議だなと思っていた)
椅子から立ち上がるのも、2階へ階段を上がるのも大変になっているのはこのためではないかと考える
では、なぜこの1ccもあれば足りる関節液がこれほどまでの多くの量がたまるのか?
調べてみた
関節液増加のメカニズムはこうなるようだ
膝の酷使→膝軟骨の損傷→欠片(異物)→滑膜を刺激→炎症→免疫物質サイトカインを放出→更に滑膜を刺激→炎症(悪循環)→関節液の増加
サイトカイン(情報伝達物質)なる用語は、新型コロナウイルス感染症をさらに悪化させてしまうものとして知るに至ったが、ここでも膝の水(関節液)がたまり続ける原因になっているとは思ってもみなかった
よく言われている「膝の水を抜くと癖になり水がたまりやすくなる」との説は、科学的には全く根拠のないものだそうで、水は抜いたほうがよく水を抜くメリットとしては、
1.炎症を悪化させ、軟骨を破壊する物質を含む水を抜くことによって、炎症が治まりやすくなる
2.水を抜くことにより、同時に潤滑物質(ヒアルロン酸)を注入することができ、荒れた軟骨表面を修復することが可能になる
3.関節原生筋抑制の反応が抑えられ、筋力を保持することができるようになる
更にこれらを放置しておくと、さらに悪化の要因となる骨のう胞:軟骨損傷部から関節液などが骨に浸み込み、骨を溶解し骨に穴を空けてしまうことが起きる
膝の痛み、水(関節液)がたまる原因はネット勉強で、ある程度理解することができた
明後日、3回目の診察となる
いま自分の左膝の具合を見ると、さらに水がたまっているように見える
水(関節液)も抜いてもらい、ヒアルロン酸の注入も受け、軟骨の修復を図りたい
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