久しぶりの健康維持ハイキングとなった
どこに行こうかと考えた
二度目の移ヶ岳もいいなと考えた
家内も賛成していたが、東和町の羽山(麓山/896.6m)に行ってみることにした
家から登山口までの距離が25kmほどあるので、家は早めの7時40分に出た
入山口までは25.7kmであった
入山口とは書いたが、どこが入山口なのか何も案内はないし、づっと先まで舗装道は続いている
舗装道といっても、道路の幅は車一台分の幅しかなく、降りてくる車があったら、すれ違うためには幅が広いところまでかなりバックする覚悟が必要となる
我々は、空き地がある場所に車を寄せて駐車した
舗装道が続いてはいるが、登山靴に履き替え、駐車位置を8時27分に出発した
づっと舗装道が続いている
2001年に桜の苗木を400本植えたという場所に到着した
下から車が一台上がってきた
その方にこの舗装道はどこまで続くのかと聞いてみた
なんと!山頂までこの舗装道は続いてるそうだ
道が細いので対向車があると困るとも言っていた
なんだ!帰るかなという気になった
私はこの先で舗装道は途切れ、どこかで山道に入ると考えていた
健康ハイキングだからいいかと自分をなだめ、舗装道を再び歩き始めた
しかし、倒れてはいるが、一合目という案内板があった
その倒れた案内板の先の尾根には踏み跡が見える
登山道のように見える
この踏み跡に入り、しばらく歩いてからヤマップの地図を確認してみた
登山ルートを我々は歩いていた
しかし、倒木を跨いだり潜ったりだし、踏み跡は消えそうになったりで殆ど歩かれていない登山道のようであった
ただ、かなり古くはなっているが、崖の個所や滑りやすい個所にはトラロープのフックスが設置されていた
ルートは尾根を直登しており、結構厳しい登りとなっている
心配したが、Matthew君はスイスイと登って来る
先に出ると、振り返って、私を心配してくれているようにも見えた
この登山道は急に舗装道に飛び出した
飛び出した個所にはここから下に登山道がある訳だが、何の案内もなく、山頂から下ってきても、ここを発見することはまずできないであろう
ここから先に登山道は続いてはいないようで、私たちは舗装道を歩いて山頂へ到着した
いゃぁ~、山頂からの展望は素晴らしい
雲一つない真っ青な空が広がる中、360度すべてが見渡せた
特に北方面は、西方向から順に、白い磐梯山、安達太良山、吾妻山、東北朝日岳、月山、蔵王と、みんな白い美しい姿を見せてくれていた
勿論、我が家の庭のような鎌倉岳や移ヶ岳はすぐ目の前に広がっている
名前を上げることができる近郊ハイキングの山はすべて見える
ここ羽山は「富士山が見える最北の山」として知られていた所である
しかし、さらに北の山にそれは奪われてしまったとのことであった
道中では、山菜取りの方には会ったが、登山者には会わず、無風快晴の山頂も独り占めであった
最初にMatthewが気付いたが、南ルートから登山靴は履いていたが、ペットボトル一本を手に、一人の男性登山者が登ってきた
この方に山頂は明け渡し、我々は下の東屋まで降りてお茶とした
家内は、大学時代の友人で今も付き合いがある親友にLINEで連絡を入れていた
友人の彼女は、この羽山の下の出身である
「山頂から実家が見えるでしょう」と返事を入れてきたそうだ
家内もリンゴを分けてもらうこともあり、彼女の実家には何度か足を運んではいるが、山頂から見ての彼女の実家の位置まではわからないだろう
帰りには、東和の道の駅に寄り、150円でエシャロットを買って、500円のソースかつ丼弁当を仕入れ、200円の桜のジェラートを食べてから帰宅した
最初はどうなることかと思ったが、今日も良い健康維持ハイキングとなった
展望は、鎌倉岳も素晴らしかったが、羽山はその上をいく
歩数は9,515歩と結構歩いた
家内の歩数は、1万歩を超えていた
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