7月、庭に咲いた山百合を見て、木村を思い出した
車のセドリックを見ると、坂入を思い出すし、いすゞのジムニーを見ると先輩の長谷川さんを思い出す
コップに水を注ぐと、母を思い出すし、ホンダのスーパーカブを見ると義父を思い出す
数えだしたらきりがない
私は、ほんのチョットした切り口から、亡くなった人の記憶が浮かび上がってくる
その人を思い出すには、もっと鮮烈な、もっと大きな、もっと大切な記憶があるのだが、何かどうでもいいような、小さな記憶から亡くなった方が浮かび上がってくる
自分でも不思議に思っている
工具のプライヤーを見ると相葉が、円柱の穀物倉庫を見ると佐々木が、ゴルフ場で黒のベンツを見ると、先々月にゴルフ場で亡くなった保井さんを思い出すようになった
私が亡くなったら、何を見て思い出してもらえるだろうか?
薪かな!
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