冬、寒々とした中に、真っ赤に色づき実った柿が、誰の口にも入ることなく、すずなりに物悲しい風景を作り出している
この梅雨の時期、梅も、誰の手によって摘み取られるでもなく、完熟し、梅自身、その実の重みに耐えきれずに落下し、コロコロと転がって、道路のあちこちに散らばっている
梅の木の下に至っては、足のふみ場もないくらいに、完熟した梅が落ちている
我が家にも、品種の違う梅の木が3本ある
家内は料理好きで、この梅は全部ではないかもしれないが、採取して活用している
この地では、庭でも畑でも梅の木を持っている方は多い
だが、実った梅を活用している方は、とても少ないと思う
だからこの時期になると、梅の実が道路にも沢山転がって来る
それも立派な梅の実で、我が家にも、白加賀という良い品種の梅もあるが、転がっているのも、そんな品種の梅のようにもみえる
私は、梅は苦手だが、そんな私でも、道に、きれいな梅が転がっているのをみると、もったいないというか、なんと表現したらよいのか、寂しい様な気持ちになる
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