2016年5月20日金曜日

悲観的に、そして楽観的に

昔々の話である
槍ヶ岳集中5月合宿山行の時である

その山行中、親友から「計画と実行動が違う」との指摘を受け、私は次のように答えたと記憶している
「緻密な計画を立ててはある」
「それを忘れてはいない」
「しかし、現地に入ればあらゆる面で状況は日々刻々と変化する」
「状況を見定めて、今取るべき行動をしている」と
リーダーとして私は山行を企画・実行する時、私は次のような考え方をしており、その考え方は今も変わらない
「計画は慎重に、行動は大胆に!」と
仕事にも応用した

チョット違うかもしれないが、最近、私は私の感性にフィットする言葉を耳にした
その言葉は
「悲観的に準備し、楽観的に行動する」
正確に聞き取ってはいないが、ほぼこのような表現であったと思う
発言者は
防災システム研究所の山村武彦氏である
50か国以上、200ヶ所以上の災害現場を歩き、「現場・現物・現実」を肌で感じとっている方だと思う

災害のみならず、生活全般にわたり大切にしたい考え方のように感じた

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