2023年10月26日木曜日

漆喰刷毛塗り

 我が家は16年前、移住に当たり、多くの所を私一人でリフォームした
リビングルームもその対象である

絨毯張りであった床の絨毯を剥がし、腐っていた合板の床材を剥がし、根太も剥し、根太受けを剥がし、大引きを抜き、束柱も取り除いた

束柱は鋼製の束に替え、大引きは三寸のヒノキに替え、根太も床板も新しくし、床はヒノキの無垢のフローリングを張った

薪ストーブを据付ける床下はコンクリート作りとし、床は石板を敷いた

薪ストーブのまわりの壁は中に厚いケイカル板を張り入れ、レンガを積んで耐火仕上げを施した

当然、薪ストーブも自分で据付けたし、煙突の取付け施工も私一人で行った

壁紙仕上げの天井は塗り替え、壁は壁紙を剥がしてブラスターを鏝で塗った後、漆喰も鏝で塗って仕上げた

この漆喰壁だが、リフォームから16年が経過し、薪ストーブを使ってきたということもあって、白かった壁はかなり汚れて黒ずんできた

塗り直さなければならないと思っていたが、先延ばしとなっていた

今回、リビングルームにエアコンを据付けることになり、漆喰壁の塗替えについても踏ん切りがついた

エアコンの室内機を取り付けるに当たり、後からでは難しくなるので、先ず、室内機まわりに漆喰を塗った

鏝は左官職人が使う立派な道具を各種待っている

エアコンまわりの狭いスペースだけであったが、やはり漆喰の鏝塗りはとても難しかった

15年前のリフォームの時は、三度塗りに一週間以上の期間を要したし、左官技を必要とした

結果は塗りムラができた

目立たなくするために最終工程は刷毛引き仕上げとした

一昨日からエアコンは作動しているので、昨日から漆喰塗りの作業を開始した

先に行っていたエアコンまわりの経験から、私のアイデアだが、下の黒ずんだ漆喰の汚れを隠すために、緩く練った漆喰を塗装用の平刷毛で塗ってみた

下塗りなので、簡単にササッと下の黒ずみが多少出てていてもあまり気にせず塗ってみた

これは試し塗りであったので、全面は塗ってない

汚れ隠しの結果はまずまずで、この後に鏝塗りで漆喰を塗るつもりでいた

今朝も5時半に起床した

ダイニングルームのレインボーストーブに火を入れ、甘えてすり寄るsmokyにごはんを上げ、私は漆喰塗り作業の支度で作業服に着替えた

リビングルームのソファーに寝ている愛犬Matthewの頭をなぜ、カーテンを開け、まだ暗いのでリビングルームの照明をつけた

昨日、漆喰の刷毛塗りした壁を見た

あれぇ〜

真っ白である

よく見れば、刷毛跡があり、黒ずみが薄っすらと見えるところもあるが、以外にもきれいである

これはいけるのではないかと思った

刷毛での下塗りだけでなく、上塗り、仕上げ塗りも刷毛塗りだけでいけると思えた

これは新たな発見である

壁の仕上げに「刷毛引き」というのは知っていて、やってもいて、今回も刷毛引きで仕上げる予定でいたので、箒も2種類を用意してある

15年前の経験から言って、鏝仕上げはとても難しい

リフォーム作業の中でも最も技を要する作業と言える

だが、刷毛塗りなら大した技は必要ない

ほぼ、ペンキ塗りと一緒である

今日は試しで、刷毛でなく、他の塗装用具を使って漆喰を塗ってみようかと思っている

これなら漆喰の壁塗りは苦でなく楽になる

我が家は入母屋の和風建築である

外壁は漆喰仕上げとなっている

46歳となった我が家の漆喰の外壁も傷んでいるところとか、汚れが目立っているところがある

こいつもこの刷毛塗り仕上げ工法できれいにしてやる気になってきた

簡単だから!

「刷毛塗り仕上げ工法」これは発見だょ!

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