2023年2月22日水曜日

ファンタスティック オーウェン

 また良いドキュメンタリー映画に出会えた

振り返ると、映画の「グリーンブック」以来の感動作であった

私には、オーウェンの親の悲しみが、兄の苦しみがわかるような気がする

オーウェンの兄、ウォルトが言った、「弟には僕しかいない」の言葉が、昨年逝った弟と重なり、強く私の胸を抉った

フランス レンヌで開かれた自閉症会議の演題に立ったオーエンのスピーチも素晴らしかった

自閉症の人は他人とのかかわりを嫌うと思われているが、それは違うと話した

彼の言動からは、社会との繋がりを強く求めていることが理解できる

また、オーウェンはこのようにも話した

鏡の前に立つと、鏡の中に「誇り高き自閉症の男が見えた」と!

会場はスタンディングオベーションとなった

私もTVの前で、椅子から立ち上がり拍手を送りたくなった

素晴らしい出会いは、このような映画にもあり、本にもあり、また色々なものにもある

山の道具ひとつとっても出会いはある

そのな出会いの中でも、最も貴重な出会いは人との出会いだと思う

そんな素晴らしい出会いを大切にして私は生きていきたいと思う

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