2023年2月23日木曜日

多すぎる副作用

 年を越えてからづっと胃の具合が良くない

胸がつかえたような重いような症状が続き、食べても食べなくても、散歩をしていてもゲップが頻発する

私は2021年に胃癌のESD手術を受けているので、胃の不調はとても気になる

薬嫌いな私だが、妻が使っていた2種類の市販の胃薬を試しに2週間ほど飲み続けてみたが、胃の不調は改善されなかった

たまりかね、ESD手術を受けた病院の消化器内科を1月20日に受診した

内視鏡で見ることになり、1月24日に同病院で細いチューブの口からの胃カメラの検査を受けた

検査後、同日に検査結果の説明があった

検査医からは検査後すぐに少し、担当医からは検査室内でモニターを通して詳しい説明があった

胃の内部はきれいな状態で、ESD手術の跡もきれいに修復されていた

十二指腸にも問題はなかった

所見は次の通りであった

1.食道裂孔ヘルニア 滑落型 軽度

2.胃食道逆流症 (GERD) grade M (NERD)

診断の食道裂孔ヘルニア 滑落型とは、噴門部が横隔膜を超えて食道側に飛び出している状態をいう

胃食道逆流症 (GERD)の中の、 grade M (NERD)とは、非びらん性GERDといい、酸分泌抑制薬が効きづらいとの特徴を有している

市販薬のガスター10を、キャベジンを、処方薬のタケキャブをいくら飲んでも、私の胃の不具合である「非びらん性GERD」には効果を発揮しなかったということがこれで理解できた

担当医から、「どうします?」と問われても、私は返事のしようがない

主治医は漢方薬を使う方法もあると言われたが、私は「食事に気をつけてみます」と言い、経過観察という結論でその日は帰ってきた

その日から、コーヒーを飲むのも止めにした

食事に注意をして通院から更に1ヶ月近くが経過したが、胃の具合は相変わらずの症状が続き良くはならなかった

5回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を、2月20日に近くのかかりつけ医で受けた

その接種日、胃の不具合について、経過説明なども加えて説明し、かかりつけ医に治療策を相談をしてみた

かかりつけ医からは、試しにということで、「エソメプラゾールカプセル20mg ニプソ」という酸分泌抑制薬が処方された

それが駄目であったら、漢方薬を使ってみようということになった

今日で4日、処方されたそのエソメプラゾールカプセル20mg ニプソという薬を飲み続けている

効いているようだ!

しかし、薬の説明書の中に書かれている「副作用」の数が(大迫ではないが)半端なく多いのに驚いた

数えてみると、31もの副作用が明記されている

また、合わせて食べてはならない食材も記されている

薬はやはり怖い!

考えてみると、私はどの医師からも「胃酸過多」だとは言われていない

その胃酸過多とは確定していない体に対し、「酸分泌抑制薬」を飲み続けて良いものかと、私は別な心配もしている

p.s.

薬を飲み続けていることが嫌な私は、妻に薬の効果が出たのではなく、そろそろ治って来たのかもしれないと話した

すると、妻はキッパリと「薬が効いている!」と言い切った

「飲んだ日から良くなったんだから」とも付け加えた

私は飲み続けるしかないようだ

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