2021年2月17日水曜日

被害者?

 桃の節句が近づいている

2月13日の地震で我が家にも被害者が出た

お雛さまの首がとれた

夫婦揃って首がとれたようだ

家内が作った雛人形は、家内が直した

右に写ったピンクのものは「すあま」である

私はこれが好きだ

すあまは嫌いな方も多い

似たものに名古屋の「ういろう」がある

出張土産で職場には人気がなかったものの一つである

この「ういろう」も「すあま」も何とも中途半端な食感と甘さが不人気の理由だったようだ

また、私はクジラ餅も好きだ

これもまあざっくり言えば、すあま、ういろうに似た菓子だ

だがこれは私の元に届かなくなった

訳は簡単で、妻の優しかった母がもういないからだ

こう並べみると、(家内が言うところによると)、私は餅系が好きなようだ

先日のお昼に餅を頂いた

食べきれない量と思って家内は出したようだが、私はペロリと平らげた

昔、餅は祝い事でもないと食べられなかった

今はいつでも食べられる

料理下手な私でも、プラスチックの袋を破いて真白な餅を出し、チンして、プラスチック容器に入った醤油をかけ、プラスチックの袋から海苔を出しそれを少しの火で炙り巻いたら、家内が不在でも昼食の代わりぐらいにはなる

この一点からみても「豊かな」社会になったと言えるかも

本当にそうなんだろうか・・・

考えてみれば、昔が豊かだったわけでもない

いつになったら・・・

平和で豊かな社会は、永遠の課題なのかもしれない

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