2022年3月6日日曜日

3回目の接種を終えて

 新型コロナウイルスの3回目のワクチン接種を終えて帰ってきた

1回目、2回目の集団接種は、市全体で大型体育館を利用した会場で接種を受けたが、本日の3回目の接種は、各行政局単位で行われた

接種ワクチンは、1回目、2回目ともファイザー製のワクチンであったが、本日接種を受けた3回目のワクチンは、私も家内もモデルナ製のワクチンであった

接種後の発熱が心配されるので、胃に優しい鎮痛解熱剤である「カロナール錠500」も用意してある

家内は、医院の受診時、前回と同じく、新型コロナワクチン接種後の発熱を心配し、「カロナール錠」の処方を医師にお願いをしたが、今回はできないとのことであったそうだ

私が用意してある「カロナール錠500」は、昨年の秋に行った私の胃のESD手術後に起こった発熱時に処方された残りである

カロナール錠は、胃に負担をかけない使いやすい鎮痛解熱剤である

私の担当医の話しによれば、子供にも処方する鎮痛解熱剤とのことである

1回目、2回目の新型コロナウイルスワクチン接種後の発熱は、2回とも私は大したことはなかったのだが、家内はかなり高い熱が出て寝込んだため、今回は、家で食事の調理をしなくて済むようにとパンを用意してあるそうだ

パンを用意しなくも、今年も「3.11」が近づいて、防災用の非常食の入れ替え時期に来ているので、それを食べて過ごしても良いと私は考えていた

p.s.

この状態がいつまで続くのか

困ったものだ

入院した者にも会えない

入院した者は、会いたい人にも会えず、病院内の当該フロアから外には出れず、売店にもいけない制約の中で治療にあたっている

心細いことだろう

添付のグラフは、新型コロナウイルス感染症第6波の「東京都の10万人あたりの感染者数の推移」である

福島県は東京都と比べ、率においても低い値を示してはいるが、同じような形の推移を示していて、感染者の数は収束してこない

当市においても、毎日2桁の感染者を数えるようになり、感染者数は増加してきている

前の拡大期に比べ、当市においても10代、10歳未満の感染者が増える傾向がより顕著になってきた

都道府県別の10万人あたりの感染者数の推移を見ても、東京都の推移グラフと同じように、少し下がってきているように見えるものの、なかなか落ち着いてこない状況となっているようだ

推移グラフの形も、東京都と同じような形の推移を示している県が他にも多く見られる

しかし、広く全国を見てみると、青森県や島根県など、特に沖縄県においては顕著に、一旦下がったのに再び上昇しているところもあるので、予断は許されない

困ったものだ

この感染拡大はいつまで続くのか

新型コロナウイルス感染症の「先が見えない」拡大が続いて行くということは、「先が見えている」私たちの、第二の人生をズタズタにしていくことになって行く

会っておかなければならない人に会えない日が、3年近くも続いている

国立社会保障・人口問題研究所のデータより
私たち高齢者にとって、いま最大の危機は癌ではなく、新型コロナウイルス感染症である

新型コロナウイルス感染症による高齢者の死亡は、図を見ても明らかな通り、男女共に圧倒的な高比率である

新型コロナウイルス感染症で亡くなるのは年寄りだけと言っても過言ではないくらいに見える

この図には、新型コロナウイルス感染症拡大によって入院できずに他の病気や事故で亡くなった方は含まれていない

市中には、新型コロナウイルスの感染に気づいている、気づいていないは別にして、若い新型コロナウイルス保菌者がうろついていることだろう

気をつけなければならない

いま、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が続いている

テレビをつければ、恐ろしい映像が目に飛び込んでくる

ミサイルは適確に建物、施設、そして子供までも吹き飛ばしている

そのミサイルよりも強く怖い兵器は「ウイルス」かもしれない

私たちは11年前から放射能汚染に苦しめられている

いま現在、我が家のリビングルーム内に置いてある線量計は、0.07μSv/hの値を示している

11年が経って、大分下がってきているが、忘れてはならない値である

我が家の線量計は、11年前から動かし通しである

放射能と同じく、よく見えない点では、新型コロナウイルスも同じである

第二の人生、私たちは経験しなくてよいとても大きな災害を経験をし、辛い思いをし、不条理とか怒りとかを持つようにもなり、国や組織、そして人に対しても、不信感を抱くようにもなった

何よりも、新型コロナウイルス感染症の早い収束を願う

町も県も国も、そして世界も団結しなければならない時だと言うのに、戦争している国がある

いま人類が戦う相手は、新型コロナウイルスなのだが、私が抱いている不信感は、ここでも拭いきれない気がする

私は、会いたい人に、会いたいときに、会える普通の生活に早く戻りたい

だが、第7波も第8波も来るように思う

この2年半の経緯を考えれば、次の波が来ないわけがないと考えるのが普通である

新型コロナウイルスに対しては、考えられる最大の防御をし、多少のリスクは覚悟して、会いたい人には会った方が良いような気がする


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