2020年5月25日月曜日

右手放しスイング

本日、ゴルフ練習場に行き、右手を放すスイングの練習をして来た
何故、右手を放すか
その理由は、オープンスタンスを採用しているのと同じで、飛球方向の安定を目指している
3年ほど前から、ゴルフのスイングにおいて、右腕がスイングの安定性、特に飛球方向の安定性を阻害していると感じていた
右腕はとても器用だが、そのパワーが邪魔をしている
反対に左腕はとても不器用であるが、クラブの方向性を担っている
左腕はクラブの方向性を担ってはいるが、不器用な為、フラフラして安定しない
片手スイングは、器用な右腕ではなんとか打てるが、不器用な左腕では難しい
器用な右腕は、フラフラする不器用な左腕をカバーして、方向を導いている
右腕はその器用さだけを活かした方が良い
但し、右腕は、スタンスからみて右半分だけに限定で!
スタンスから左半分に対しては、右腕は邪魔になるだけで、必要ない!

私は、器用だが力がある右手・右腕のインパクト時の働きを消すために、3年前には、右手のグリップは、親指は離し、人差し指・中指・薬指は第一関節までしか掛けずにスイングをしていた
良い時もあったが、完全ではなかった
1年半ほど前から、オープンスタンスに構え、右手、右腕の動きを殺すのではなく、左腕主体のスイングに取り組んできた
左腕で上げて、左腕で振り下ろすスイング
この、オープンスタンスでのスイングは徐々に一定の成果をみせ、80台のスコアも生まれるようになってきた
今回は、そのオープンスタンスに加え、インパクト直後に右手を放すスイングに取り組んでいる
傍から見たら、とんでもないスイングに見えると思う
極端なオープンスタンスで、打った後は左手だけでクラブを振り上げているのだから
私は気にかけていないが、今日のゴルフ練習場では周りからそんな雰囲気も漂って来ていた
もっと端っこで練習すればよかったかもしれない

私は元々体が硬い
若い頃は長くバレーボールの選手であった
身長は182cmで、普通であれば(昔なので)スパイカーにまわる身長である
だが、私は体の反りが少なく、強いスパイクが打てない
結果、私はセッターにまわった
しかし、長身の打てるセッターは、相手チームを混乱させた
コーチから私への要求は2つであった
常にジャンプトス、そして強くなくて良いからセンターから左腕でも打てるようにであった
私は、箸を左で持つようにした
私は長いこと山登りが趣味であった
岩登りもそれなりのことはやってきた
ヨーロッパにもクライミングに行った
だが、足のサイズよりも小さな靴を履いてのフリークライミングは苦手である
最大の問題点は体が硬い
頭より上へ足を上げることなど、到底不可能である

それほど体が硬い私は、加齢により、より硬い体となっている
体は回らない
回らないなら、体は最初から回しておけば良いと考えたのが、極端なオープンスタンスの始まりである

掲載した写真は、2019年の北海道meijiカップでの渋野日向子プロのドライバーショットの、TVからの切取り写真である
インパクト後、高くクラブが振り抜けているし、きれいに体は回っている
顔は上がり始めているように見えるので、目は、やっとボールを追い始めている段階であろうか
あんなに高く上げて、よく当たるもんだと考えがちになるが、あんなに高く上がるから当たるんだと考えた方が正解だと思う
それは理論に裏付けられているからである

私は若いころ、沖縄国体出場を目指し、毎日、弓(アーチェリー)を引いていた
家でも、大きな巻き藁に向かって、十字に張った糸の交点をめがけて、矢を打っていた
土日は山に行かない限り、アーチェリー場で1日を過ごしていた
昼食もアーチェリー場のレストランでとっていた
ダメ夫で、ダメおやじあっただろう
初めてアーチェリーを見た時は、90m先の122cmの大きさの的に当たるのが不思議でならなかった
90mから見る1m22cmは、本当に小さい
放たれた矢は、弧を描き、的の中心に向かって飛んでいく
風があっても当たる
当たるには、きちんとした理論的な裏付けがある
どんなに細かなことに対しても
ゴルフも、スタイルは個々に違っていたとしても、理論的な裏付けがなければならない
飛ばすにも、曲がらせないためにも、曲がらさせるためにも、止まらさせるためにもである

学校を一斉休校にするにも、理論的な裏付けは必要である
横並びが安心!であってはならない
何故、一斉給付なのか?
その理論的な裏付けはなんであるのか
求めた方もおかしいが、早く届く!では理論的にも思考的にもおかしい
理論的な意思決定は、政治にも、政治だからこそ求められると考える

私は、あの渋野日向子プロの、フィニッシュの形を作りたいと思ってはいない
だが、あのフィニッシュの形になるスイングは目指している
体が硬く年寄りの私がそれは無理だろう
確かにあの形に、あの写真の様には絶対にならない
だけど、インパクト直後に右手を放したら、フィニッシュはあの形に近い形になる
別な例えでいうと、テニスのシングルハンドの、バクハンドでトップスピンを打った後の、フィニッシュの形にもよく似ている
胸は最大に開き、(逆になるが)右腕はラケットと一体となり、最大に上へと伸び切り、顔は下を向いている
ショット後のボールは、目で追ってない

前述の通り、あの形(写真の)にすることは目指してない
あの形になる様なスイングを目指している
右手を放して!

【訂正:2020/05/27】
右手を放すタイミング:「インパクト直後」→「インパクト直前」に訂正

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