2019年9月28日土曜日

和食処

増税が近づいていることと、私のプレミアム商品券を使用する目的で、えきネットで予約済の新幹線の切符と食材を求めて家を出た
増税直前だし、土曜日だし、駅の窓口は定期券の更新などで混んでいるだろうと思って出て来たが、窓口は全然混んでなかった
駅で新幹線の切符を購入した後、目的のスーパーマーケットに向かった
その途中、車から「さくらの湯」という幟が目に留まった
さくらの湯とは?、何処だったのか?と思っていたところ、助手席の家内が急に、旧市役所の跡地に、食事ができる所ができたと話し始めた
旧市役所と言えば、目の前である
旧市役所は、私も家内も知らなかったが、もう跡形もなく、そこにはきれいな建物が立っていた
きれいな門構えをくぐり、駐車場に車を入れると、そこに「さくらの湯」の幟も立っていた
ここがさくらの湯であった
玄関に入ると、湯の他に、和食処があり、宿泊設備もあると分かった
「ボーリングをして、温泉が出た」と聞いているがと、係の方に質問したところ、返事がどうもあやふやであった
後で分かったことだが、カタログには、高濃度人口炭酸泉とあるので、温泉は出なかったか、ボーリングはしていないのかもしれない
和食処、旬彩割烹「一期一味」は、蕎麦と釜飯だけの食事処であった
ただ、今年金賞をとった大吟醸あぶくまなども用意している酒処ではあるようだ
しかし、従業員は、日本酒品評会のことも、地元のあぶくま酒造(玄葉)のことも全く知らなかった
なんじゃこれ
建物はきれいだが集成材の柱だし、店の名前は造語で気取っているだけだし、見栄えばかりを気にする所ではないかと思ったし、「二度と来ねえだろう」とも考えていたが、30分後に出された家内が注文した五目釜飯も、私が注文した天ぷら+蕎麦も、とてもおいしかった
家内は自他とも認める料理上手だし、私はこの地に11年住み、蕎麦の味はかなりわかるようになっていた
釜めしは、その家内の口からも「うまい!」のことばが出た
私が食べた蕎麦は、一口でうまいと分かったし、また、そばつゆが絶妙な味を出していた
私は、また来るょ!と言って店を出た(w)
すみません
板前の腕はいいようだ

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