昨日のことです
用事が出来て、車で山形県に行ってきました
線量計を車内に置いて走りました
我が家の玄関前が現在のところ0.14μSv程度です
磐越道から郡山に入っていくと放射線量は上がり、二本松のあたりで、0.7μSvぐらいはあります
アスファルトとコンクリートで固められた東北縦貫道上でも、まだこんなにも高い値を示します
山形県と宮城県の県境、笹谷峠では0.04μSvまで放射線量は下がりました
山形中央道でも0.04μSv程度でしたが、山形県でも、宮城県の県境に近いところですと、0.08、0.10μSvまで上がるところもありました
このところ、福島第一原子力発電所の汚染水の海への流出がマスコミに大きく取り上げられて、話題となっておりますが、私から見ると、今さらの感が強いです
海の汚染はずいぶん前から指摘されておりますし、NHKスペシャルでも、海の汚染は報じられております
アーニー・ガンダーセンの著書「福島第一原発-真相と展望」によれば、爆発の際に吹き飛んだ、核燃料の破片が海中にもあると指摘をしております
確かに海洋汚染は大変なことですが、地上で24時間、365日、放射能汚染で苦しい生活をしているいる人たちのことを、東京電力や政府、事故責任者はもとより、国民の全ての人は、もっと、もっと真剣に考えていただく必要があります
誰もがわかつていることだと思いますが
山を除染しなければ、放射線量は下がりません
子供でも、「水は上から下に流れる」ことを知っています
みんな、山は除染できないこと、わかっています
今「除染」といって、多くのお金を使い進めている作業は、「移染」です
洗っても、また、汚染物質は移ってきます
何年も、何十年も・・・
我が家でも強い風が吹いた日は、わずかですが、放射線量が上がりました
車のフィルタが、放射性汚染物質で汚染されているそうです
人の肺が、車のフィルタと違うとは思えません
内部被ばくが怖いです
復興予算9兆7千億円の35パーセントが使われないままでいるとか
義捐金や寄付金、保証金、休業補償などはもらってない、二重生活を強いられている自主避難者、逃げたくても経済的な問題で、安心できる所に子供を移せない人が大勢おります
この人たちは勿論、税金を納め、健康保険料を払い、医療費も自己負担をしております
金があるなら、このような人も救ってあげて欲しいものです
特に、日本の将来を担う子供を