半月ほど前、スターターモーターの交換で、動くはずであったバックホーである
スターターモーターの取り付け位置が大変にギビしいところにあり、私の修理経験の中では、最も苦労した交換作業となった
新品のスターターモーターは取り付け前に動作確認をした上で取りつけた
イグニッションキーを回した
操作盤のランプはどこも点かず、スターターモーターの交換までは回っていた燃料遮断モーターも回らなくなっていた
電気系統のトラブルであると考えられた
私のバックホーのメーカーに電話をし、回路図を求めた
何と回路図は社外に出せないとの回答であった
検電テスターを使い、ハーネスの配線を追いながら、これも狭い空間の中を苦労して追った
本日、やっと故障箇所が発見できた
ジャンパー線か切れていた
見つけてしまえば修理も簡単だが、隠れていたこのコネクター状の物を発見するまでに相当な期間を要してしまった
断線箇所の修理を終え、バックホーのエンジンはかかった
だが、エンジンが止まらない
燃料遮断モーターが動かず、インジェクションポンプのストップレバーが動かず、燃料が遮断できない
燃料遮断モーターを外して動作を確認するもこのモーターに不具合はなかった
この不動も私を悩ませた
最終的には、操作パネルを開けた
この燃料遮断モーターには、セーフティリレーが絡んでいる
そのセーフティリレーが異音を発していたセーフティリレーそのものが故障なのか、セーフティリレーなので、セーフティリレーへの何らかの安全信号が届いていない故障かもしれない
この故障解析が残された
バックホーのエンジンは動き放してなった
手動でインジェクションポンプのストップスレバーを引いて、エンジンは止めた
インジェクションポンプのストップレバーに番線を掛けてバックホーの外から引けるように工夫した
しばらくはこれで使おう
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