2022年7月22日金曜日

ESC-3309 キャブレターの整備

 オークションで落札したWalbro WT517Aのリペアフルキットが本日届いた

20年近く使用してきた14インチの小型のESC-3309タナカチェーンソーも具合が悪くなった

よくここまで、頑張ってきた

エンジンがかかりにくくなってきたことから、キャブレターの整備が必要なことは明らかであった

当初は、キャブレターそのものを交換しようと考えたが、互換成品を含めても新品キャブレターは見つけられなかった

オークションに一点出品されていたが、高いので落札は諦めた

その代わりにリペアフルキットを880円で落札した

送料は200円であった

本日、外してあったキャブレターのメタルダイヤフラムやダイヤフラムポンプなどを交換し、各所をきれいに洗った

洗うには泡タイプと液状の二種類のキャブレタークリーナーを使用した

無理はしないでスロットルバルブなどは外さずにつけたまま、本体全体はガソリンの中にしばらくジャブ漬けにしておいた

エンジン接合部のガスケットも交換したかったのだか、リペアキットの中にガスケットはなく、無理はせず、固着しているだろうからこれは剥がさずにそのままの状態で使用することにした

右下に見えるHとLのニードルスクリューは簡単に外せるのだが、外した後の調整が厄介になるのは嫌なので、これも外さずにそのままガソリンの中へジャブ漬けとした

メタルダイヤフラムはかなり傷んでいたが、ダイヤフラムポンプは傷みの程度は以外に少ないように見えた

一番気になっていた細かい網のストレーナーはそれほど汚れている感じはなかった

ニードルの先端は少し黒ずんではいた

傷みの程度は少ないと思えたものも、交換できるパーツはすべて交換した

組み上げたキャブレターをESC-3309に組み戻した

ESC-3309のキャブレター周りのメンテ性はとてもよく、取り外しも組付けもとても楽である

ハスクバーナーの135のキャブレター周りのメンテ性はとても悪く、キャブレターを取り外すにも組み上げるにも誠に苦労する

ハスクバーナーもむしろ古い135の方がシンプル設計でメンテ性は良い

キャブレターの清掃・整備は効果的であった

リコイル一発で、ESC-3309のエンジンは始動した

吹け上りもとても良い

20年のロートルチェーンソーは蘇った

とてもうれしい

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