台所の床を張り替えるつもりでヒノキの床材は用意してある
三日前、床下収納庫から床下の状態を確認した
床下はかなり傷んでいるものと思っていたが、根太も大引も束柱も傷んでいない
裏から眺めたヒノキの床板もきれいなもんだ
これなら、防腐剤の塗布と床下防湿工事を行えば床板の張り替えは必要ないと思われた
しかし、北側土台に取り付けた根太受けの中央部がシロアリにやられている
この根太受けは良くない
土台は栗を使っているのに、そこに杉の根太受けはないだろうと思うのである
で、
完全装備で床下に潜った
181cm、75kgの体で床下の作業は辛い!辛いと言うより動けない!
狭い中で横になったままでは、バールも小さな釘抜きも使えない
釘止めでグズグズに傷んでいる一寸の杉板をはがすのは容易でない!
マルチツールのノコ刃で細かく切り刻む以外に方法はない
先ずは油圧ジャッキを使い、乗っている根太を浮かした
油圧ジャッキのままでは、狭い中では動きかとれないので、鋼製束や単管パイプジャッキベースを使い、浮かした根太を三点で受けた
続けて打ち込まれた釘周りをマルチツールを使い切り込み、横になった姿勢で手が届く範囲で根気よく傷んだ根太受けをはがした
新しい根太受けは、二寸の栗材を土台にかませた
これで私の寿命以上にこの根太受けは保つだろう
根太受けを取り替えるだけで、一日仕事となってしまった
目出帽をかぶり、カッパも着けていたので汗だくとなってしまい、本日は三回も着替えた
本日使用した工具類は左の通り
明日は防湿対策を行う
床板は交換する必要が無くなったので、サンダーをかけて、ワックスを塗り直そう
無垢材は素晴らしい!
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