2002年6月4日にPSAの基準値2.00ng/mLを超えてからというもの、経過で4人の医師の生検の薦めを断り続け、1人の医師の見解を信じ続け、19年間、微増を続けてきたPSAの検査データをExcelに落として眺め続け、前立腺の生検はやらずに過ごしてきた
昨年の10月に早期胃がんの手術と治療を終え、家内が心配してくれたこともあったし、医師の勧めもあったので、大腸と前立腺の検査を続けて受けた
予想通り、大腸には8mm大の2個のポリープが見つかり、切除対象となった
前立腺はPSAの検査に、直腸診とMRIの検査が加わった
直腸診では前立腺肥大と診断された
骨盤部MRIでは、読影医の見解が示され、がんが疑われるとのことであった
読影医の見解:「前立腺は中間部レベル左移行域に8mmほどのT2WIで低信号を呈する結節状の領域を認め、拡散強調像で明確な高信号、ADEマップで明確な低信号を呈しています。がんが疑われます。被膜を超えた伸展は認めません。」
「その他には前立腺に癌を疑う所見は指摘できません。」
「有効な腫大リンパ節はありません。明らかな骨病変はありません。膀胱に明らかな異常はありません。撮影範囲内の直腸に明らかな異常はありません。」
読影医の所見にある通り、被膜を超えた伸展は認められないのは幸いとすべきであろう
臨床医の説明によれば、右画像の右上の白く抜けたところが、がんが疑われる箇所だそうだ
ここまで来ると、残された検査は生検だそうだ
臨床医は経過観察も視野に入れていたようだが、組織を取って調べ、がんが否かを判断する必要があると思えた
画像だけではがんの疑いと言えるだけで、生検の結果で、がんと決まってからでないと、がんの治療は行えないそうだ
がんと決まれば治療法は色々とある
陽子線治療も2018年4月1日より保険適用となった
ゴルフ仲間でこの治療を受けている方を知っている
近くにはホルモン治療を受けている方もいる
臨床医の話によると、75歳以上になると、手術は行わないことが多くなるそうだ
私は、後2ヶ月で75歳となる
私のようにPSAの値が10ng/mLを超えることが殆どない患者は監視療法というのもある
生検をやってみて、結果がどうなるかを見極めなければ何とも言えないが、がんとなっても、私は(勝手に)監視療法を目指している
19年間も監視を続けてきた
今後はPSAの値を追うだけでなく、違ったもう少し精密な検査を加えた監視療法となればよいと願っている
生検は2月初めに行う予定であったが、第6波の新型コロナウイルス感染症拡大で、当該大病院にクラスターが発生し、急を要しない患者の検査は全てキャンセルとなった
それも落ち着いてきたということで、3月に再び予約となった
最初に提示された予約日は(ゴルフで)都合が悪いと伸ばし、その次の週とさせてもらった
退院の次の日にもゴルフの予定があり、「行ってもよいか?」と医師に聞いてみたところ、医師は横に手を振り「だめ!だめ!」、「出血の危険があるから!」、「ゴルフは力が入るからね!」とのことであった
ゴルフは力を入れてはダメなんだけどね!!
わかってないね
でも、直ぐにゴル友へ連絡をして、退院翌日のゴルフは欠場とさせてもらった
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