今日は5時に起床し、明るくなった6時15分に道の駅「彼杵」を出発した
長崎に入り、まず平和公園に車を入れた
平和公園は被爆で破壊された刑務所の跡地にあった
まだ誰も観光客は来ていない
平和祈念像の前に立った
説明によれば、「垂直に高く掲げた右手は原爆の脅威を、水平に伸ばした左手は平和を、横にした足は原爆投下直後の長崎市の静けさを、立てた足は救った命 を表し、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている」そうである
平和公園から爆心地へと足を向けた
そこに浦上天主堂の焼けただれたモニュメントが移築されていた
1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分、この上空500mのところでB29ボックスカーが放ったプルトニウム型原爆を爆発させた
この一発の原爆でナガサキの町は壊滅し、73884名の命が奪われ、74909人の負傷者を出したのである
その足で原爆資料館に入館した
言葉がでない
自然と涙が流れた
浦上天主堂も近くにあったのだが、車の中から眺めて通り過ぎた
そのまま稲佐山へ車で上った
この登り坂は急で、セカンドギャーには何度も入れた
有料の展望台にも上がってみた
長崎の細長い町並みと入江が一望できた
長崎は谷沿いの町であることがよくわかる
平和公園の緑も眼下に見ることができた
平和公園で、ボランティアガイドの方が言っておられたが、長崎は70%が坂だそうだ
信じられないような崖の上にいえもホテルも建てられている
長崎市内の道は走りづらい
右は市電が走り、左は数多くのバスが走り
間の二車線の道を結構速い流れで車が走っている
ナビなしでは曲がるところもわからない
昨夜は道の駅泊まりであったため、風呂には入っていない
温泉に入りたくなり、50km先の雲仙に車を向けた
雲仙に上がる道は葛折りの急登が続いた
ここもセカンドギャーが必要であった
雲仙のホテル群を抜け、小地獄温泉の素朴な湯に浸かった
熱めの白濁した良い温泉であった
北海道から来たという若者が湯に浸かっていた
急坂を降りてまた長崎に戻り、長崎の混雑した道を抜け、長崎半島の川原大池公園キャンプ場に到着した
今日の泊まりどころである
この近くを長崎に行くバスが通っているはずなので、車はここに置いて、明日はこのバスを利用して長崎に出てみようかと思っている
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