先ずは松浦家800年の歴史を誇る平戸城を見学した(500円)
城は明治6年に廃城となり、現在の城は昭和37年に復元されたものである
日本初の貿易港らしく、城は三方を海に囲まれた高台に築城されている
明治天皇の祖母に当たる中山愛子がこの城で生まれているとかで、中には明治天皇の御七夜産着なども展示されていた
靴や帽子を脱ぎ中に入ったが、入れるのは入り口までで、ここより中には入れなかった
宗教関係には全く疎い私にはよくわからないので写真だけ撮らさせていただき、松浦史料博物館へと足を向けた
史料は3万点あるとのことで、いっぺんには展示ができず、入れ替えているとのことであった
800年の歴史を誇る松浦家の武具や歴史的カ価値高いものだらけといったところであるが、私が驚いたのはこの屋敷の造りである
明治に建てられた松浦家の私邸らしいが、高く組まれた石垣の上に一枚大板の床材など贅沢な木材を使用して建築されている
明治に建てられた松浦家の私邸らしいが、高く組まれた石垣の上に一枚大板の床材など贅沢な木材を使用して建築されている
廃藩になっても武家の力は強かったのであろう
そこから車で5分のところにある「オランダ商館」を見学した
後の長崎出島より数倍の貿易量であったようだが、キリシタン製品を扱っていたとの咎で8000人の人夫を動員して建造された石造り商館はわずか33年で徳川幕府の手で破壊された
内部に使われていた48センチメートルの梁や柱、幅広の床材は宮崎や鹿児島から運んだ松材を使用していたとのことである
現在の商館は2011年に再築され、48センチメートルの松材は国内では調達できなかったようで、カナダから取り寄せたとのことであった
島全体を車で回ってもよかったのだが、宗教的なことには興味が無く、平戸中心地を見学して平戸大橋を渡り、平戸を後にした
今日は風も穏やかで、べた凪の海の中に島々が点在した美しい景色を私に見せてくれた
昨年の北海道車中泊の旅で最北端、最東端の地には立っているので、残りは鹿児島の最南端の地のみとなった
今日中に長崎半島三和のキャンプ場に着くのは難しいので、今夜は彼杵の道の駅に泊まるつもりで4時前に到着した
今日は90kmしか走っていないが、平戸ではよく歩いた
駐車場の私の車の脇には函館ナンバーのCR-Vが停まった
車の中には年寄り夫婦がいた
車の中には年寄り夫婦がいた
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