2014年2月3日月曜日

ゴミ箱スピーカー手直し

先のブログに記した通り、このゴミ箱スピーカー、うまいこと、イメージ通りに製作はできたのだが、音がパッとしない

心のどこかに「こんなもんさぁ」という気も働くには働くのだが、それでは納得がいかないし、「何故なんだろうか?」という気持ちも働く

昨年、孟宗竹スピーカーの製作においてお世話になった
DIY Sound 管理人の岩下氏に相談をしてみた

岩下氏は、一年ぶりにメールを出したこの私を覚えていてくださり、私の突然・不躾な相談にも快く応じてくれた
岩下氏は、このパッとしないゴミ箱スピーカーに対する改善案を3つも提示してくれた

浅学非才な私にも思い当たる節があり、岩下氏の一つ目の提案でもあった「吸音材を減らす」策を打ってみた

岩下氏にも指摘をされていたが、ゴミ箱の素材は薄いプラスチックであるからして、その弾性により指で叩いてもボン・ボンと音がする
音も波だから音波に叩かれれば、指で叩いたと同じようにボン・ボンと音がするのではないかと思われる

そこで、一番ボン・ボンする個所であるゴミ箱両側面のフェルトを残し、上下と奥に貼ったフェルトを剥がしてみた
最初に1本のみ剥がし、剥がしてないスピーカーと聴き比べたところ、差があり改善されたように聴こえる

もう1本のフェルトも同じように剥がして、チャイコフスキーを流してみた
音がクリーンになり、奥行き感も少し出てきたのかなと感じられた

ボーカル向きかもしれないと思い、「ダイアナロス&シュープリームス」を流してみた
ダイアナロスの声(高音部)は結構きれいに聴こえるが、バックの演奏が届かない(すごく遠くで演奏しているかのようだ)
→高音部の質は、多分、このスピーカーの特性ではないかと思う
→中・低音が届かない、側面に貼り残したフェルトにより吸音され過ぎているということなのか?

作ってみて気づいた訳だが、
「四角くって薄い素材のプラ箱」はスピーカーの筐体には向かないのではないかと思う
膨らましたり、縮めたりすることに対して、敏感に反応しすぎるように思う
そのことを考えると
スピーカーの筐体として利用する形としては、四角よりの円筒、家内の提案によれば、「円筒よりも球体」がよいのではないかとのことである

100均では、丸い物を探すことになりそうだ

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