2013年11月3日日曜日

仮設倉庫小屋の撤去

ばらして裸の状態
仮設といっても、もう5年半も経過していると仮設とはいえないかもしれない

基本、単管パイプとトタンで組み上げた倉庫である
福島への引越しに際し、引っ越し荷物が入らないことが予測され、千葉からの通いで資材の調達、運搬も含めて、冬場の2カ月をかけて一人で建てたものである

今では無理だし考えられないが、雪が降る中でも作業をした
そして、それを解体した

建設当時
打ったビス1本を眺めただけでも感慨深いものがあった
右上の写真は解体3日目の状態

解体中に気付いたこと
(1) 屋根の中央に明りとりのためにポリカの波板を張ったが、これが変色・変形していた
  ブリキのトタン板が吸収した熱で変色・変形したものと思われる
(2) 野地板は、多くの個所でコンパネ、ポリカの波板の脇は杉の野地板を使った
  コンパネはふけが始まっており、一部では波打っていたが、杉の野地板は全く問題がない
  コンパネに打ったビスの頭が一部で飛んでいたが、杉の野地板部分ではそのようなことは全くなく、ビスもきれいな状態であった
(3) 厚胴縁を単管パイプに固定するには、番線を使用
  垂木にはタルキ止めクランプを使用
  両方ともサドルバンドが良いようだ
(4) 床は単管パイプの打ち込みの上に大引きを乗せ、大引きは三尺間隔に打った松杭の上に乗せて沈み込みは完璧に防いだつもりであったが、仮設倉庫の右奥が沈み込み、結果、建物全体のゆがみも生じた
  単管パイプと松杭だけでは、引っ越し荷物の重量に床の沈み込みは耐えられなかったようだ
(5) 屋根勾配は一寸勾配もない状態で施工した
  チョッと考えが甘く、これは問題であった。トタンの一部に錆が出ていた  

ばらした資材で、バックホウの格納庫を作る予定であるが、今回は床の必要はないので、沈み込みの心配はしていないが、屋根の野地板は無垢材を使うつもりでいる
屋根勾配は二寸勾配を考えている

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