今回の原発事故について、驚いたり、あわてたり、怒ったりと色々な思いをしてきております
今回の事故から、色々と遡って考えたことのひとつに第五福龍丸があります
この目で、第五福龍丸を見てくる必要を感じており、ついででしたが、東京に出る都合があり、東京夢の島公園の第五福竜丸展示館に行ってきました
この小さな建屋の中に、大きな第五福龍丸が保存されております
今回の福島第一原発事故により拡散された放射性物質の測定にも、事故直後から尽力された岡野眞治博士が作られたシンチレーションメーターもみたいと感じていました
岡野眞治博士は、水爆実験によりこの第五福龍丸が被ばくしたビキニ環礁に向かった科学調査船「俊鶻丸」に乗船した科学者のひとりであり、ここに現存するシンチレーションメーターは、岡野眞治博士が秋葉原のジャンク屋などで部品を探して製作したものと紹介されています(ETV特集「海の放射能に立ち向かった日本人~ビキニ事件と俊鶻丸~」)
第五福竜丸展示館
私が入った時に、私以外の見学者は一人もおりませんでした
平日でしたし
が
その後、女子中学生の団体が入ってきました
この団体には説明員がつきました
この展示館は、教育の場になっています
第五福龍丸が発している声を受け取ることができる中学生が数多くいることを願います
展示館で知ることができたのですが、第五福龍丸は私と同じ歳でした
屋外に展示してあった第五福龍丸のエンジンは、第二の人生(?)を終え、海中に沈んでおりました
引き上げられたエンジンは朽ちておりました
そのまま沈めておいてあげればよかったのかと・・・・
夢の島公園:0.06μSv/h (2013/11/08)
東京駅山手線ホーム:0.03μSv/h (2013/11/09)
0 件のコメント:
コメントを投稿