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楽天GORAより |
昨日は矢吹ヒルズゴルフクラブへ行ってきた
昨日は、取り組んできた「オープンスタンス右脚基軸」から真逆ともいえる「クローズドスタンス左脚基軸」のショットを試してみた
結論は駄目だった
引っ掛けショットが多く出た
スコア的にもひどいものとなった
出だしのOUTコース1番のミドルホールは、ティショットから左に大きく引っ掛けた
同伴ゴル友の協力も得て、ボールを探してもらったがボールは見つからず、スコアはダブルパーの8点となった
8番ミドルホールでは、入れてはいけない深さは2mはある底の狭いポットバンカーに捕まり、7回叩いてやっと出た
結果12点となった
この2つの大叩きがひびき、前半OUTコースのスコアは20オーバーの56とすごい値となった
8番ミドルホールのポットバンカーの7叩きは、「クローズドスタンス左脚基軸」でのショットとは別問題ではあるが、こんなゴルフを続けているわけにはいかない
同伴プレーヤーにも迷惑が及ぶ
後半は、少し成果も見えてきていた「オープンスタンス右脚基軸」に変えてみようかとも思ったが、せっかく「クローズドスタンス左脚基軸」のスイングを考えてきていたので、諦めるのは早過ぎるとも思え、INコースではクローズドスタンスの度合いを緩めてチャレンジしてみることにした
結果はまずまずであった
だが、試みが良い結果を生まないホールもあった
INコース15番の正面に大きな桜の木が見える短いミドルホールのティショットでは、テークバックを少し内に引いてみる試みを行ってみたところ、これが良くなかった
結果的には左に大きく引っ掛け、ワンペナゾーンにボールを打ち込んだ
ワンペナエリアからのグリーンまでの距離は120ヤードほどと短く、グリーンは下にある
PWか9番かと迷ったが、少し左足下がりだしと思い、大きめの9番アイアンを握った
この2打目のショットでは、庭の素振りで良い感じが得られていたダウンに入ったビジネスゾーンから右手のひらで打つ感じを試してみた
また、これが駄目で、距離はピッタリであったが、グリーンのかなり右へプッシュアウトのショットとなった
プッシュアウトでボールが落ちていた地点からピンまでは、約60ヤードほどの距離が残されていた
グリーンまで、ラフの部分の距離が長いので、転がして寄せるのは無理と判断し、ボールは上げて攻めることにした
58度のウエッジを使ってのロブショットは上手く決まり、グリー上の思っていた地点にボールは落ちた
結果これがチップインショットとなり、ワンペナの1打を加えてパー上がりのホールとなったが、反省点の多いホールでもあった
その前の14番ミドルホールでは、ティショッはテンプラ気味で飛ばず、ボールは右手の法面に落ち、下に転げてラフで止まった
そこから5番ユーティリティーを使ったセカンドショットは、ヘッドがボールの下をくぐり気味のショットとなり、3オンも叶わず4オンとなった
またそこからのパットも思うように決まらず、3パットし、7点となった
このように悪いホールもあったが、全体的に度合いを緩めた「クローズドスタンス左脚基軸」でのスイングは悪くなかった
加えて、ピッチングウェッジを使った転がしのアプローチショットも決まりだし、パットの距離感に対する精度も良くなって来て、INコースのスコアは43と悪くないスコアで終えることができた
パットは13パットと良かった
昨日のゴルフを振り返って考えてみると、「クローズドスタンス左脚基軸」は悪くないと思う
「気持ち」という分かりづらい領域の話しになるが、このところ取り組んで悪くないと思っている「オープンスタンス右脚基軸」だが、アドレス時に少しだが心に不安感のようなものが出る
悩まず、「左4−右6の体重バランス」のまま振れば良いと考えてアドレスに入ってはいるが、やはり理論的には、「左4−右6の体重バランス」を「左6−右4の体重バランス」へ移して行く必要があると、頭のどこかでは考えてしまっているからだと思う
色々と考えることが多いと不安になるが、「左脚基軸」だと、極端ではなくとも最初から左脚に体重は乗っているので、よりシンプルなスタンスであることからか、安心感はある
この安心感はとても大切である
安心感だけではなく、グリーンに近づいたところから、アイアンを使った時によく出ていた引っ掛けショットが、今回はほとんど出ず、「クローズドスタンス左脚基軸」の効果はあると判断できる
しかし、ティショットやFWなどの長物を使った時に出やすくなっている引っ掛けショットは、なんとか防止しなければならない
何故、引っ掛けるのか?
テークバック後、ダウンスイングでクラブが外から降りてきている感じはない
だとすれば、クラブが異常に左へ振り抜けていると考えられる
クローズドスタンスのゴル友の〇〇さんの素振りをしている姿を思い出した
〇〇さんは、素振りで何度か「前へ高く」とクラブを振り抜く動作を確認していた
ショットは素晴らしく、かなり精度良く、かなり飛距離も出ている
このことからも、クローズドスタンスでは、意識してアウトにクラブを抜く必要があるように思えた
それと今思えば、忘れていたことが2点あるように思えてきた
ひとつは、きっちりと左脚基軸にはなっていなかったように思う
ふたつ目は、ベタ足を忘れていたように思う
左脚基軸が弱く右に体重が多く残り、ベタ足でなく右足が返り、右膝が内に折れた状態でボールを打ちに行けば、腰は完全に開いた状態になり、引っ掛けショットでボールは左にしか飛んでいかない
前述の通り、後半のINコースでは、クローズドスタンスの度合いを緩め、引っ掛けショットを回避しているが、根本的な解決策ではなかったかもしれない
次回は、棚倉田舎倶楽部を予定している
前半のホールでは、「クローズスタンスの度合い」を元に戻し、「左脚基軸」で、「ベタ足」を維持してスイングをしてみるつもりでいる
それでだめなら、前回の矢吹ヒルズゴルフクラブでの後半ホールと同じく、クローズドスタンスの度合いを緩くしてみることにする
「クローズドスタンス左脚基軸」の本来の目的は、左への引っ掛けショットの防止にある訳だが、このスタンスで「引っ掛け」に悩まされていては台無しである
今回のラウンドでは、別な収穫もあった
この方もゴル友の□□さんであるが、今回のラウンドでは、ショットの前に、振り出しを確認するかのように正対でクラブを「左へ・右へ」と何度か軽く振っていた
これを私は振り出し方向の確認をしているものと勘違いをしていたが、□□さんのこの動作は、体重移動でより遠くへ飛ばすための仕草であったようだ
だが、この私の勘違いは私には意外な効果があって、事前に何度か「クラブを左へ右へと振る動作」を加えると、ショットのみならず、パットにも方向性に対する良い結果をもたらした
これは、いただきであるのだが、これは、PGAのプロでも試合中にもやっている
プロでもやることを素人がやっていないということになる
INコース15番で試したヘッドを返さず、右の手のひらでボールを打つ感じのショットは良いとは思っているのだが、簡単には会得しがたいもののようにも思え、変えたがり屋の私の場合、これは封印した方が良いかもしれない
また、昨日の同伴ゴル友の△△さんも言っていた
軽く振った方が飛ぶと!
昨日も実際にそうであった
ゴルフは、飛ばさないように振るのも一つの方法かと・・・
軸ブレの最大の問題は、エネルギー損失なので、この軸ブレを極力抑えることができれば、ゆっくりでも軽くでも、ゴルフスイングのエネルギー損失は少なく、パワーはボールに伝わって飛ぶことだろう
それでも、当たりどころが悪ければ飛ばない
ゴルフは色々で、□□さんのように、左・右とクラブを軽く振って体重移動をイメイジし、「飛ばすゴルフ」を志向している方もいれば、私のように(間違っているかもしれないが)体重移動をなるべく少なくし、「曲がらないゴルフ」を志向している者もいる
p.s.
前述の通り、スイング前に、左右にクラブを軽く少し振って、打ち出し方向を確かめるのは効果的かと思う
スイング前にブンブン振っても、その通りに振れる方は多くはいない
昔、むかし、「素振りはいいんだけど!」とキャディに言われたことがある
買ったばかりのビックパーサーの7Wを、持って歩いているだけではもったいないから、ここで使ったら!と、キャディからその7Wをハィと手渡されたことがある
昔のキャディは容赦なかった
左の壁を指摘されたこともあった
p.s.2
出だしのOUT 1番ホールでも、続く2番ホールでも、ティショットには木製のティを使った
両ホールのティグランドとも、新品の木製のティは、ショット後、刺していたところから折れた
ティグランドが固くなり始めていたということもあるが、後半の「クローズドスタンスの度合いを緩めて臨んだ」INコースでは、ショット後、ティは全て刺したままの状態で残っていた
この違いはどう考えればよいのか?
前半、クローズドスタンスを強くして振ると、ティは折れる
後半、クローズドスタンスを緩めて振ると、ティは刺したまま残る
何故だ?
クローズドスタンスを強くすると、クラブはダウンブローに入るのか?!
クローズドスタンスを緩くすると、クラブは払って入るのか?!
そうかもしれない
クローズドスタンスを強くすると、比較的に前屈みの姿勢になっているかもしれない
クローズドスタンスを緩くすると、比較的に腰が伸びてスッと立っている姿勢になっているかもしれない
因果関係不明がゴルフには多い