私は、計画派であった
田舎暮らしを始めた頃は、今年中になんと何をやる
この夏には、なんと何をやる
今日は、なんと何をやる
ノートには、ToDoリストがビッシリと書かれていた
だが、それは、多くの項目が未達成で終わった
今は変わった
そんな、自分で自分を縛るような、やることリストなんて作らない
冬場は特にそうだ
何も考えずに、外に出る
帽子をかぶり、安全メガネをかけて、先ずは長靴を履く
そうすると、やるべきこと、やっておくべきことなどなどが押し寄せてくる
それらも払いのけ、目先のこと、思いついたことをやる
ただ、それだけで一日を過ごす
すれば、充実の一日が過ごせ、やるべきこと、やっておくべきことも片付いて行く
私が車中泊を始めた一年目、ノートには10日間ほどの計画が書かれていた
何月何日には、何処まで行き、なんと何を見て、何処の路面電車に乗り、何処のお城を見て、何処の温泉に入り、何処に泊まるかなどと、詳しく書かれていた
出発してから4、5日目くらいで、私は気づいた
私は、私自身が作成した計画に縛られていると
で、その西日本車中泊の旅の計画は無視することにした
大きな方向は定める
だが、先過ぎる計画はたてない
今日になってから、今日はどうしょうか?位のアバウトな感覚で出発する
思うがままに走り、気づいた所、心が動いた所に行く
20kmしか走らない日もあれば、150km走った日もあるといった風になった
この方のが楽しい
次の年は、北海道に、また次の年は九州、四国と車中泊で旅を楽しんだ
いつ帰るかも定めなかった
家内は大いに理解してくれた
0 件のコメント:
コメントを投稿