今年も弟から長生(ながいき)トマトが届いた
「ながいき」と読ませているが、千葉県九十九里浜の南端の長生郡(チョウセイグン)で作られているトマトである
信じられない砂地で育てられたトマトである
砂地は、水はけが良いというメリットもあるが、栄養素も逃げやすいというデメリットもあるようだ
家内は、夕食にトマトをまるごと入れたトマトごはんを作った
美味しかった
カットしても食べた
しっかりとした濃厚な味で、とても美味しかった
これもブームのフルーツトマトのジャンルに入るのか、1kgで1000円ほどの価格で、一般のトマトの1.5倍ほどと高い
だが、フルーツトマトを前面にして売られているトマトは、一般トマトの4倍、5倍の価格で売られており、信じられない価格である
ここ福島では、この寒い地で無理やり作ったとてつもなく高いバナナがあるが、バナナは、南国で作ってもらった物でよいし、トマトは、普通の糖度の普通の酸味の、普通に赤く、普通の大きさの物でよい
また、今の社会では許されないのだろうが、トマトは、暖かい時期の野菜であってよいとも思うのである
家内が作る、我が家のトマトのように!
環境を良くすることは、果たして、人間の力で可能なんだろうか?
廃炉作業が、人間の力では無理なんではないか?と思える以上に、環境を人間の力で回復するのは無理ではないかと思える
トマトはトマトらしくて良い、バナナはバナナらしくて良いと、責任を待って応えられる人がどれほどいるだろうか?
私は、責任を待って応えられない
人類は、自ら滅亡への道を選択し、猛スピードで走っている
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