2019年11月10日日曜日

60周年

船橋嶮稜登高会が創立60周年を迎えた
よく続けてもらえた
この10月、船橋で開かれた祝賀会には、都合があり、私も家内も参加できなかった
私は、54年前の高校2年の冬に、この山岳会に入会した
週一回開かれる集会には、学生服のままで通った
新人会員は私一人で、高校2年生の私からすると、周囲の20代の会員もおじさんに見えた
当時、嶮稜登高会は第一次低迷期にあり、会が企画した山行はなく、私は、主に一人の先輩と丹沢の沢登りを多く楽しんでいた
単独山行も多くあった
山登りは、丹沢から谷川、穂高、劔、ヨーロッパアルプスへと移り、シーズンも夏山から冬山へと広まり、登山形態も岩登りへと、より高度な登山方法へと移ってもいった
家内とは、この嶮稜登高会で知り合い結婚した
我々二人は、結婚5周年で3週間をネパールで過ごし、ポカラ、アンナプルナ、ジョムソンとノーポーター、ノーガイドでトレッキングも楽しんだ
私がチーフリーダーの時、ヨーロアルプスに向けてトレーニング中の若い会員の2名が初冬の穂高で滑落し、二人とも死亡した
この遭難により嶮陵登高会は潰れかかった
しかし、会員の力で会は持ち堪えた
そして60年、よく続けてくれた
今日、会報「やまゆり」の創立60周年記念号と記念品が届いた
記念品は、特別に作らせたショルダーバッグのようだが、大きくもなく、小さくもなく、はっきり言って使えない
だが、ありがたく頂いておく

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