エンジン薪割機、刃の改良試作1号は薪割り一日目にして見事に割れた
この試作1号は、在庫のケヤキを大工仕事で作成したものだ
筋の良い薪であればこの改良試作1号でも問題なく薪は割っていけたのだが、縦割りで太薪の筋のあるものを割ったところ改良試作1号の片側が割れてしまった
そこで、当初から考えの中にあった鋼材を使い改良試作2号を本日製作した
3.2mmの鋼板は知り合いの鉄工所からありがたくいただいてきた物である
平板鋼材のR加工は栗材4寸柱の切れ端にV字カットを入れ、そこに平板鋼材を乗せハンマーを使い加工した
バーナーであぶらずとも割と容易に思いどうりのRを得ることができた
割った薪が滑るRの面はなるべく滑らかにしておきたいのだが、切刃のユニットに取り付けるためには4本のボルトで組む必要がある
この長さ40mmのボルトを差し込むために片側のR面に11φの穴が必要となってしまった
本来であれば、使用ボルトはM10を使いたいのだが、これだと頭が大きく、R面にボルトの頭が飛び出してしまう
それではこのユニットを取り付ける意味がなくなってしまう
それと組み付けに六角ボルトを使うと締め付けにボックスレンチを使わなくてはならず、これではR面に17φと大きな穴を開けなければならなくなる
そこで、六角レンチが使える六角穴付きボルトを使用することにした
それとR面からボルトの頭を出さないようにするため、M6の六角穴付きボルトを選択した
ベース板とR板の溶接も補強板の溶接も思い通りにうまく溶接できた
ナットは隙間に入れて組み上げるのは難しいと考え、受け側ベース板に溶接した
穴位置は現物合わせで位置決めを行いポンチを打って開けたのだが、組み上げ時に問題なく穴位置もぴったりであった
一発でうまく組み上がった
本ユニット(試作2号)は黄色に塗装をした
本ユニットベース板下の切刃ユニットにダンチ(窪み)がある
これをケヤキ材で埋めて明日本組としよう
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