そこで、車中泊旅行の課題である「電源管理」について、昨日検討を進めてみた
老人性○○症が発生しない前に、備忘としてここに書きとめておく
この羅列文章が車中泊旅行愛好家の方の参考になれば幸いとするところであるが、車中泊初心者のこの私の悩み、上級者は既にクリアー済みなのかもしれない
まず、昨年の西日本車中泊旅行における電源管理について、私の苦悩(笑い)を書きとめておく
その車中泊旅行の際に持って行った機材を記す
1. ノートPC ASUS UL20FT
2. タブレット Nexus7+Bluetoothキーボード+Biuetoothマウス
3. 3Gモバイルルーター RS-CV0C
4. ミュージックプレーヤー iPod touch 4
5. 携帯電話 N05C
持って行ったバッテリーとコンバーター
左から
1. USB出力 リチウムイオンバッテリーKBC-L2A OUTPUT 500mA×2
2. Mobile Chorger USB BJ-USB(単3電池が4本必要となる)←電池はかなりの量を消費した
3. ソーラ充電器 2100mA←まったくといってよいほど役に立たなかった
4. D/Dコンバーター(DC12V→DC5V) CLA-USB02 OUTPUT 2.1A←よく働いた
5. 写真が飛んで、A/Dコンバーター(DC12V→AC100V) 135W←ほとんど活用せず
☆宿には一泊もせず、我が愛車「スバルサンバーバン」搭載の鉛蓄電池ひとつ頼りにした私の考えは甘く、旅行中、機材の充電にはかなり苦労をした
☆クルマのバッテリー以外に電源を確保する必要を痛感した
(クルマに使っているバッテリーは、走行中であっても余裕で充電されている訳ではなく、結構ギリギリな状態で使われていることがわかった)
☆どんなバッテリーを用意しても、どこかで充電する場所を確保しなければならないこともわかった
体を休める意味でも、一週間に一度程度は宿を利用してもよいかと考えるようになっている
つづいて、今回、次の車中泊旅行のための電源管理について検討した経緯を示す
まず、次の車中泊旅行にて使用したい機材を記す
1. タブレット Nexus7 4325mAh(これに使用するBlurtoothキーボードもマウスも乾電池仕様)
2. スマホ NE-202 1800mAh
3. ミュージックプレーヤー iPodtouch 5 930mAh
4. 携帯電話 N05C 880mAh
5. カメラ WX300(NP-BX1) 1240mAh
【電源確保の検討経緯】
(1) 発電機の使用
[利点]
*消音設計のヤマハのインバーター発電機「EF900iS」は評判が良い
*定格出力0.9VAでDC12V-8Aもついている
[だが]
*EF900iSは価格は安いところでも7万円と高価である
*EF900iS48.5dbAのサイレント設計とはいえ、車中では充電はできないし、旅行中に充電場所を探すのは厄介であり、そこに10時間以上も止まるのは時間の無駄だと考えるに至った
(2) マルチインバーター600W+リチウムイオンバッテリー40Aの組み合わせ
昨年末に車中泊グッツ専門店へ相談の質問を出していたおいた回答が昨日届いた
それがこの(2)案である
[利点]
*密閉性が確保されているバッテリーは安全であるし、高容量であることも魅力である
*マルチインバーターは充電機能も備えているため、充電器を別に用意する必要はない
*このインバーターは正弦波出力である
[だが]
*価格はセットで、標準価格175000円、大幅値下げ中とはいえ、129000円と高額商品である
*出力はマルチタイプコンセントであるが、一口しかない
(3) 車両用鉛蓄電池+充電器+D/Dコンバーター
先の車中泊グッツ専門店の提案にヒントを得たのだが、バッテリーは高額なリチウムイオンバッテリーを使わずとも、車両用鉛蓄電池が使えるのではないかと考えた
D/Dコンバーターも大自工業から発売されている良いものを見つけた(HPU300:メルテックUSB&コンセント300W USB2.1A×2)
[利点]
*車両用鉛蓄電池なら安価と考えた
*充電器もそれほど高くはない
*大自工業のD/Dコンバーターは高機能でありなから高価格ではない
[だが]
私の考えは甘かった
*鉛蓄電池というのは3種類あり、充電時に水素ガスの発生を抑えられるものは、ドライバッテリーと称されるもので、これは高額で3~4万円ほどするとのことである(イエローハットからの情報)
*ドライバッテリーを充電するには、ドライバッテリー対応充電器が必要になることもわかった
色々と探って行くうちに、イエローハットの店員が、「3.11震災時、ハンディータイプの蓄電池を売ったことがある」との発言から防災用蓄電池を探ってみた
(4) UPS(無停電電源装置)の蓄電池の活用
価格.comトップに掲載されていたOMRONの無停電電源装置「BY50S」でみると
*価格は15460円←そう高くはない
*バッテリ容量(V/Ah/個数):DC12V/7.2Ah/1個←チョット使えないか
*USBはタイプB←タイプAに変換できるのか等、充電方法などの検討は進めていかなかった
←この案の検討はここまででストップとした
(4)-1 無停電電源装置を探っている内に、秋月電子の「完全密封型鉛蓄電池」行き着いた
[利点]
* 安価である
・12V26A:5500円
・12V21A:4500円
*シールド型鉛蓄電池の専用充電器(準定電流定電圧方式)も秋月電子にあった
・適合容量24Ah~40Ah(20時間率) 出力 DC12V 5A:26400円
・適合容量12Ah~24Ah(20時間率) 出力 DC12V 3A:16900円
*D/Dコンバーター
・メルテックUSB&コンセント 500W USB2.4A×2(HPU-500):6177円
・メルテックUSB&コンセント 240W USB2.1A×2(HPU-300):2895円
[だが]
*一番安い組み合わせでも24295円となる
*メルテックUSB&コンセントからは、容量の関係で、USB DC5V一口、AC100V一口となる
*AC100Vテーブルタップを使った場合はどのくらいの電力ロスが生ずるのか私には判断が難しいのだが、時間をかけ、頑張って充電をして、バッテリーと機器の間にコンバーターとテーブルタップを挟んだ結果、電力をロスさせては意味がないと考えられた
(5) モバイルバッテリーの多用
この案は、昨年の実行案に近い話に戻ってしまうが、この案が一番簡単で安上がりのような気になってきた
現在、Amazonで13000mAhのモバイルバッテリーANKER Astro M3が2980円で入手できる
5個購入しても14900円である
Astro M3には2Aの充電器も付属されているので、このバッテリーの数を増やせば、機器の充電に幅広く使え、このバッテリーへの充電もいっぺんに行える
何も悩むことはなかったような気にもなってきたが、今回学んだことは無駄ではなかったと考えることにした
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