=ジャスティン・ローズに学ぶー2=
「チャー・シュー・メン」とか、「1・2・3」とか、「1・2」とか言ってショットする人がいる
言葉に出さずとも、左・右・左、あるいは右・左と、体重移動を考えてのテンポというか、リズムというかをとって、スイングはしている
私は、この体重移動については、40年、長い期間にわたり悩み続けていることでもある
しかし、ジャスティン・ローズのショットをみると、体重移動はしていないように見える
最初は、左踵を上げて、スイングのテンポでもってとっているのかと思ったが、そうではなく、踵も上げてないかもしれない
バックスイングでは、左膝を曲げ、右足は伸ばし、右足に体重は移していないように見える
この様に体重移動しない指導は、見たことも聞いたこともない
庭に出て、ジャスティン・ローズのスイングを真似してみた
何かいいぞ!
左踵は上げないで、左膝を曲げながらテークバックに入る
逆に右膝は伸ばす
正面から見ると、左に沈み込んだ様な姿勢に見えるが、
不思議なことに、頭の位置は動かなく、腰は無理なく右に回転する
この体勢を崩さず(体重は左足に残したまま)ダウンスイングに入る(コックを解くのはなるべく我慢する)
スムーズにクラブは振れる
曲がっていた左膝は、無理なく(考えずに)、自然にチャンと伸びてフィニッシュを向かえている
テークバックからフィニッシュまで、左膝を中心としたローリングになっているようだ
例えば、左膝を曲げて行き、左膝の曲げと同期するように右膝を伸ばして行くと、腰と肩は自然とローリングし、クラブは上げようとしなくても自然と上がってしまう
後は、腰の回転なのか、右膝の送りなのか、まだつかみきれていないが、自然とクラブは振れる
クラブを抜く方向も、実際にボールを打って見ないとわからない
左膝の動きを最重要管理点と心がけて・忘れなければ、再現性の高いスイングが実現できるような気がする(左膝は、幾分か開き気味に曲げて、体重を残した方が良いようだ)
(ショットの際、逆に右膝が曲がり、左膝が伸びると、いわゆる「ギッタン・バッコン」のスイングとなり、右足に重心は移ってしまい、最悪のショットとなる=明治の大砲)
どうなのか、次のラウンドで試してみる