2013年3月29日金曜日

畑にキジが

我が家の畑にキジが現れた
泣き声も聴いているし、姿も見たことがあるが
こんなに近づいてきたことはない

一週間ほど前は
愛猫smokyがメスのキジを追っていたこともあるので
こんなに自宅近くまで来るとは思っていなかった

オスのようだ

畑の真ん中を縦に歩いて裏の林へと消えていった

写真は家のガラス窓越しに撮ったので少し霞がかかったように写っている

薪の搬出

今朝、山の師匠から電話があり、昨年の秋に切った薪を山から下ろそうということになった

師匠の体調が悪いので少し心配なのだが、体を動かしていないと死んでしまうようなマグロ人間なのでこうも暖かくなってくるとじっとしてはいられないのであろう

我が家に運ぶ薪とのことで、搬送車もすでに山に持ち込んであるとのことである

本日は愛車のスバルサンバーバンにて4回運んだ
感覚で、量は3トン強といったところか

我が家の暖房用の薪の消費量は年間6トンといったところなので、後3トン弱は必要となる

師匠宅にも薪は運んだので、春に入ってしまったが、葉が茂る前に木を伐るしかない
持ち山に入って、師匠宅の薪も合わせ、太い木を後10本ほど伐る必要がありそうだ

伐木は危険な作業であるが楽といえば楽である
それよりも急な斜面での玉切り作業がつらい
特にこの春は体が出来上がっていないというか筋力が落ちているので余計につらい

薪小屋には後1年分の薪のストックがある
昨年、2年分用意した
残った薪を積み直し、空いたスペースに今年の薪を割って積むこれもまたつらい作業が待っている
もうすぐ66歳、いつまで続けられるか
作業を始めたら、今年は無理だったということになるやも知れず

2013年3月22日金曜日

Nexus7で動画の観賞するまでの経緯

今日、Nexus7でSDカードに保存した動画がやっと観られるようになった
【最初のトライ】
まずはNexus7でUSBメモリを読み込み可能にするため、Nexus Media Importerなる234円のアプリをダウンロードした
続いてNexus7対応のL字タイプUSBホストケーブルを430円で購入した
SDメモリリーダは100均で購入したものを使用した
結果はアウト
【2度目のトライ】
どうもNexus7というかタブレットというかこれに適合するメモリリーダを使わないと読み込めないようなので、microBケーブル変換アダプタ付きのタブレット用メモリリーダ・ライタを809円で購入した
結果はこれもアウト
【3度目のトライ】
当然といえば当然で、私のNexus7にはメディアプレーヤーがインストールされていない
したがって当然ながらSDカード内の動画は再生されない
最初、Android版のReal Playerを使ってみた
これでは再生しない
どうもReal PlayerはWMV形式には対応していないようだ
ネットで調べたところ、無料アプリのRock Player Liteが良いらしい
早速インストールして使ってみた
写真にある通り再生できた

詳しいことは分からないが、USB経由でストレスなく結構きれいに観えている

なんとも情けないのであるが、今度はNexus7からUSBを外す方法が分からない
強引だか引っこ抜いた
Nexus7の電源が切れて、13秒ルールを使わないと電源も立ち上がらない
調べたら、何ていうことはない
「接続を外す際にアプリの右上からDisconnectしてから外せば大丈夫なようです」との情報を得た
これも結果はOK
若い・年寄りといったことは関係なく、新しいもの・新しいことをこなすのは大変だ
しかし、仕上がった時の喜びは、これも年齢とは関係なく大きい

2013年3月21日木曜日

原発事故の損害賠償


見逃していたNHKのクローズアップ現代「原発事故~進まない“不動産賠償”~」を昨日観た

この番組内で招かれていた専門家から原発災害に対する損害賠償の考え方が示された

この考え方は私にとってすごく納得がいくものであった

その出演者が言われていたことは、今までの損害賠償というのは「過去に対する賠償」であるが、原発事故に対する損害賠償は「将来に対する賠償」であると表現をしていた

 

この原発災害の損害賠償に強い連関があるのが避難区域の分類である

政府はこの避難区域を2012年4月1日から大まかにいうと次の3つに分けた

■帰還困難区域

居住制限区域の一部地域で、放射性物質による汚染レベルが極めて高く、住民の帰還が長期間困難であると予想される区域。具体的には、5年間を経過してもなお、年間積算線量が20ミリシーベルトを下回らないおそれがあり、年間積算線量が50ミリシーベルト超の地域

■居住制限区域

避難指示区域のうち、年間積算線量が20ミリシーベルトを超えるおそれがあり、引き続き避難を継続することが求められる地域

居住制限区域は、除染や放射性物質の自然減衰などによって年間積算線量が20ミリシーベルト以下になることが確実と確認された場合、「避難指示解除準備区域」に移行する

■避難指示解除準備区域

避難指示区域のうち、放射線の年間積算線量が20ミリシーベルト以下となることが確実と確認された地域

(この避難区域の分類については、更に細かな地域分類と実施時期により細分化された結果、非常に分かりづらい分類になっている点とか、この分類の根拠となる放射線量の判断基準の問題、家の位置だけではなく生活圏の判断などの問題が内在しておりこの避難区域の分類自体に問題があるのだが、ここでその内容を入れこむと論点がずれるので外すこととする)

 

この3分類は避難住民の心をさらに分断する結果を招いている

原発被災者の心をどのように理解するかは難しく言い表すこともできないわけであるが、私は地域コミュニティを分断に追い込んでいる要因の一つとして改訂避難区域毎に示された不動産賠償額の違いで見ることができると考える

帰還困難区域は全額が賠償されるが避難指示解除準備区域は半分の賠償額にとどまる

どこかで線引きは必要となるので賠償額に何らかの差が生じることは仕方がないとの意見に対し、私は反論を用意できてはいなのであるが、高濃度の放射能汚染に曝された浪江町を例にとると、この町は前述の3つの避難区域に分かれており、20ミリシーベルト以下となることが確実と確認された地域(避難指示解除準備区域)であっても飲料として使っている沢水の源は隣の居住制限区域、帰還困難区域にあったり、年間被曝線量が20ミリシーベルトもあったら子供とともに家には帰れないなどの当然の理由があったりと、双葉町民にとってこの避難区域の分類は国がその土地で長い歴史を刻んできた住民感情を理解しないで決めた分類基準であると私は感じている

 

原子力損害賠償紛争解決センターでは原発被災者個々の賠償請求の和解を成立させていくことで賠償事例が積み上がり、それが東京電力の賠償基準につながっていくと考えているようだが、救ってあげなければ生きていくことさえ危ない被災者がいる現状を理解した仕事をしているとはとても考えられない

 

未曾有の原発事故からもう2年が経過してしまった

国も地方自治体も国民も福島を忘れることなく、原発被災者の物に対する賠償ではなく、原発被災者の「将来に対する賠償」に視点を置き、被災者を救済していく手立てを早急に構築する必要があると考える

2013年3月12日火曜日

3.11

昨日の2時46分、私も手を合わせ目を閉じた
一瞬、どちらに向いて手を合わせればよいのかを迷った
広範囲な災害であったから、どちらに手を合わせてもよかった

2年前に連鎖的におきた福島第一原子力発電所の放射性汚染物質を飛散させてしまった事故
事故当時も今もあの事故は止められたとの思いが私は強い

おきてしまったことを今考えても仕方がない
それよりも先のことを考えようといわれる
そうなんだろうが、どうしてもそのように考えることは私には難しい
あの事故は止められたとの事実が次々と明らかになってくるからだ

昨日は、どのTVチャンネルでも震災関連報道が続いた
誰がどのようなコメントを述べようが私にはしらじらしく聞こえる

昨日、家内は東京にいた
一断面であったろうが、東京は福島を忘れていた
今も福島で震災は続いていることを

すでに福島は忘れられていて、遠い福島は忘れ去られていくと思う

事実
民意として、原発は動かす方向で動いている
自主避難者に対する差別を許している